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透けるほどに薄い生地でりんごやサルタナレーズン、ナッツなどの具材を巻いてオーブンで焼いてあります。
焼きあがったら粉砂糖でお化粧するのが慣わしです。
アップルパイはりんごとパイの組み合わせを楽しむものですが、このシュトゥルーデルは
林檎そのものの風味や食感をよりストレートに味わうものだと思います。


ジュリーアンドリュースが歌います・・

Raindrops on roses and whiskers on kittens
Bright copper kettles and warm woolen mittens
Brown paper packages tied un with strings
These are a few of my favorite things

Cream colored ponies and crisp apple strudles
Doorbells and sleighbells and schnitzel with noodls
Wild geese that fly with the moon on their wings
These are a few of my favorite things

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ケーキ皿に取り分けられたアプフェル・シュトゥルーデルです。 きっとトラップ一家の子供たちもこれをおやつに召し上がったのですね。


ケーキ皿に取り分けられたアプフェル・シュトゥルーデルです。 りんごやレーズンがたっぷり・・
ソースアングレーズとの相性も抜群です。


オーブンの中で焼き上がりの近づいたアプフェル・シュトゥルーデルです。


粉砂糖でお化粧するのが慣わしです。粉雪が降ったように薄くお化粧をします。


薄力粉と強力粉を配合した小麦粉をオリーブ油で捏ねた生地です。 (シュトゥルーデルタイクと呼びます。)
このシュトゥルーデルタイクを透けるほどに薄く延ばします。


シュトゥルーデルタイクの上にリンゴやサルタナレーズン、ナッツ類などの具材をたっぷり乗せます。 リンゴの前調理はシロップの熱湯にくぐして行います。  熱の通し方は手打ち蕎麦の「ゆで」の工程をイメージしていただくと近いかも知れません。 (ただしビックリ水の工程はありません。)


シロップやワイン、シナモン、レモンなどで前調理したリンゴやサルタナレーズン、ナッツ類などの具材です。 タイクの上一面に撒いてあるケーキクラムは、具材の水分の影響を調整するための役割をもっています。このケーキクラムにも カルヴァドス(りんごの蒸留酒)で風味付けがしてあります。


シュトゥルーデルタイクでりんごなどの具材を巻きます。 タイクが破れないように慎重に作業を行います。


全体に溶かしバターをたっぷりかけてパリッと焼くための準備をします。
シュトゥルーデルタイクの生地はとても薄くて繊細ですから扱いは慎重に行います。


オーブンの中でバターがグツグツとなっているのが見えますでしょうか・・
シュトゥルーデルは高温で焼かれる繊細なお菓子です。 おいしくパリッと焼けて!