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軽い口当たりとさわやかな甘みが特徴です。紅茶との相性がとてもよいお菓子です。


有名なお菓子、バニラキプフェルの形をハート形にしたお菓子『バニラフュンフ』です。
ヨーロッパでは家庭で焼かれることが一般的だったので  『美味しいバニラキプフェルン(Vanillekipfeln) を焼けるのが
良い奥様の条件!』  などと言われたこともあるとても一般的なクリスマスシーズンのお菓子です。

バニラ・キプフェルは、オーストリア、ドイツあたりの伝統菓子のようですが、
チェコにも「バニルコブエー   ロフリッキー」とか呼ばれる三日月形の似たお菓子がありますので、
古くから広い地域で親しまれていたお菓子のようです。
エルフェンのバニラ・ヒュンフは、お茶菓子として適するように少し小ぶりに作られています。
本来はクリスマス菓子ですが、日本人にも愛されるお菓子だと信じてエルフェンでは通年作っています。



棒状に成形した生地を小分けにします。
焼く前の生地はこんな色をしています。 一つ一つ手作業で丁寧に成形してゆきます。


焼きあがったらバニラシュガーをふりかけます。
粉雪におおわれたような美しいお菓子になります。 ウィーンなどではクリスマスシーズンの
伝統菓子ですが、エルフェンでは通年作っています。


バニラ・シュガーの粉雪をふりかけているところです。
粉砂糖が三日月形のクッキーの表面に舞い降りて、少しずつ積もってゆくシーンもきれいです。


完成したバニラ・キプフェルです。
軽く砕けてゆく食感とバニラの魅惑的な香りがお楽しみいただけます。