ヨーロッパで長い歴史のあるお菓子エンガディナーです。
エルフェンではフランス風に「ガトーノア」と呼んでいますが、本来はスイスの南東部にある
「くるみ」の産地、グラウビュンデン州エンガディンヌ地方の伝統的なお菓子です。
エンガディンヌ・ヌッストルテが正式な名前で、その名前のように地元ではトルテ型で作られるお菓子です。
この地方はラテン語系の言語、ロマンシュ語が残る地域でもあります。
このロマンシュ語は絶滅が危惧されていますが、お菓子のほうは世界に広まっています。
基本はくるみだけで作りますが、エルフェンではアーモンドをブレンドしてキャラメルと一緒に炊いてあります。
具材として混ぜ込むアーモンドを刻んでいます。 |
刻んだナッツ類をキャラメルで焚いています。 |
熱々のナッツ具材をクッキー生地の上に流し込みます。 手際よく作業しないと均一にするのが大変です。 |
キャラメル焚きしたナッツを挟むように、上側のクッキー生地で蓋をします。 |
オーブンの中で焼かれている「ガトーノア」です。 クッキーに挟まれたキャラメルはグツグツとなっています。 |
焼きあがった「ガトーノア」をカットしています。 崩れやすいので集中力が必要です。 |