田空間工作所 平成16年創業民家・古建築・住居の創造
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ブログ 田のものさし

古民家再生(農家・商家・数寄屋建築の移築再生)

│ 仕事集 │
私は、結婚して早や20年になります。20年前の私を振り返ると、かみさんと生活を始めるにあたり、私の友人のご両親が所有する廃屋を借受け、床を張り、外壁にトタン板を張りと、気忙しく生きていた様な気がします。
敷居と畳の隙間から冷たい風が吹き、雨漏りをすると洗面器やナベを並べて、長女とよく「うちは貧乏だねぇ〜お父さん」と言って、雨の止むのを待ったものでした。
でも、私個人としては、雨漏りの経験ができた長女は、幸せ者だと自負しています。特に夜の雨漏りは情緒がありました。あんなこじんまりとした平屋で、風雨の音を聞き、生活できたことに感謝したいと思っています。
今、その家から去り、別の地に住んでいますが、今でも気が向くと、長女も長男も自転車に乗って、自分の家を見に行くといいます。「お父さん、上原の家に行って来た」「カギがかかっていて開かなかったけれど、私の植えたビワの木に実がついているみたいだった」「隣のTさんのおばさんが、チャチャ(猫)によろしくって…」と、私たち家族を15年に渡り支えてくれた家は、今は物置となっていますが、私たちが住む50年前は上諏訪の地に建てられた物だそうで、その当時の家族を支えた建物なのでしょうね。私はこんな家に住めたことを感謝し、いささか誇りにも思っています。そして、この建物を壊さずに、この地に再生した友人のご両親に感謝したいと思います。
「物を大切に・・・長くつきあいたいものです」
「私たちは物にも心を見いだせる種族ですよね…!」
關 謙二

我が子に残せる循環型社会

大量生産・大量消費社会から持続可能な社会にふさわしい住宅のあり方を共に考えて行きたいと思います。

日本の伝統と技術

先人達の造り上げた建物を再生する事で、各自がどう物造りの心を21世紀に伝えるかがテーマです。

時間をかけた住宅

何でも早ければ良いのではなく、時間と技に裏打ちされた確かな物造りが今、必要なのではないでしょうか。





「田」を創めて、もうすぐ6年目に入ります現地再生から移築再生まで、年間3〜5棟くらいのペースで古民家再生工事に携わらせていただけるようになりました。ここで一番大切なのは、建物を残すだけではなく、そこに住む人々の生活とその地域の風土を残すことが重要だということに思い至りました。なるべく目立たず、興味のある人だけに「そっと忍び寄る好奇心」を持っていただけるような再生を行っていきたいと思います。

 

 

日本民家再生リサイクル協会

日本民家再生協会 正会員

 




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