デビット・ジンデン博士

世界的な重工業の大会社であるグラッブ・パーソンズ社は、大型望遠鏡のメーカーとしても有名です。この光学部門の責任者として、1960年以降携わってきたのが、デビット・ジンデン博士です。岡山県にある日本最大の望遠鏡(188cm)もこのグラッブ・パーソンズ社の製品です。
 1978年、光学部門はきわめて多額の研究開発費がかかるわりに、利益が少なく赤字が続いたため、閉鎖されることになりました。しかし、この光学技術は今後建設される天文台や軍需産業に必要なため、1980年に英国国立天文台のバックアップの下に、ジンデン光学研究所を設立されました。現在においても研磨技術は世界最高レベルです。

サイディングスプリング天文台(オーストラリア)3.9m鏡研磨中

マウナケア天文台(ハワイ)3.8m        グリニッジ天文台(イギリス)2.5m

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