双眼鏡入門                          2006.5.2改訂


☆初めての方に・・・
 双眼鏡は誰でも簡単に取扱ができます。天体観察や野鳥の観察など便利なグッズです。
 間違いのない選び方をしてください。

☆購入する時の注意点・・・
 1.光学機器は量産効果が薄い商品です。定価3万円の物が3980円で売られる
   ことは絶対にありません。定価からの値引きが50%以上の物はまず粗悪品です。
   本来その価格で販売するために製造された物です。定価が高すぎるのです。

 2.双眼鏡の倍率は、手持ちの物で10倍、三脚などで固定する中・大型で20〜30倍が
   限度です。最高倍率50倍とか100倍とうたう物がありますが、うそではありませんが、
   見るに耐えられません。まず、手持ちでは10倍を越えると画像がふらふらしてよく見え
   ません。また固定していても望遠鏡のように高倍率を出せる構造になっていません。
   やたらに高倍率をうたう双眼鏡は粗悪品といっていいでしょう。
   仕様としてお勧めできるのは、7〜8倍30mm、7〜10倍40mm、7〜10倍50mmあたりです。
   手にとって負担のない大きさ・重量のものをお選びください。ズームはやめておいた方が
   いいでしょう。

 3.実際に手にとることができれば、まず覗いてみてください。
   (双眼鏡は見方を間違えていると、よく見えません。下記の説明を見て、間違いのない
   ように、覗いてください。)
   覗いた時に、まず視野の広さを見て下さい。視野とは覗いた時にできる円形の見える
   部分のことです。これが狭いと小さな穴から覗いた感じで、よく見えません。
   双眼鏡を覗いたとき、目から15cm程度離れたところで、両手で輪を作った大きさ以上の
   視野があれば、見やすい双眼鏡です。

 4.ピントを合わせたとき、中心は問題なくても、周辺が極端にピンボケだったり、像が流れて
   いたりする物があります。これは粗悪品です。いくら安くても購入しない方がいいです。
   ただ、視野の狭いものは、周辺の像がそれほど悪くはありません。狭くすることで、像の
   悪さをカバーしている訳です。

 5.最近の安物の中には、光軸が合っていない物があります。これも注意してください。
   両方の目の間隔(眼幅といいます)を調整してもひとつの円形の視野にならない場合、
   光軸が合っていないことになります。中にはもっとひどくて、像が二重に見える物が
   あります。多少は目が調整してはくれますが、見ていると頭がくらくらしてきます。
   絶対に購入してはいけない物です。光軸調整だけでも1万円程度かかりますし、
   中には、調整ができない構造になっているものもあります。

☆双眼鏡の見方・・・
 1.まず角度を調節して、眼幅を自分の目に合わせます。ちゃんとした双眼鏡なら、
   これで視野はひとつの円になるはずです。
   多少ずれがあり、ふたつの円が重なっているものもあります。

 2.センターフォーカスといって真ん中にピントを合わせるタイプとインナーフォーカスといって
   目で自動調節するタイプの二種類が現在販売されています。
    センターフォーカスタイプの場合、ピント調節リングを動かし視度調節リングのない方の
   目で合わせます。合ったら、視度調節リングを動かしピントを合わせます。
   一度合わせたら、視度調節リングを動かさなければ、センターの調節だけで近距離から
   遠距離まで、ピントが合うはずです。
    インナーフォーカスタイプの場合、視度調節リングで左右の目の違いを会わせておくだけ
   で、近距離から遠距離まで目が合わせてくれます。

 3.昔の双眼鏡には、左右の接眼それぞれでピントを合わせるタイプもあります。ご注意ください。

今、双眼鏡は1000円位から販売されています。価格が高ければいいというわけではありませんが、
5000円以下の商品で、いいものは見あたりません。よく吟味して購入してください。

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