1973年からのタイムカプセル

日本の蒸気機関車
ある方のHPを訪問させて頂きましたところ、懐かしい 九州・阿蘇・高森線の写真を拝見する事が出来ました。 コメントには SL撮影した人には馴染みの深い 戸下温泉 碧翠楼の事が記されていました。  その方から頂いたメイルには 私の写真もご覧になりたいとの事。 大昔の写真を探し出し 見つかったものだけですが 公開させていただきます。  
SLファンの皆さんは ご存知の通り、高森線白川第二鉄橋を渡るC12の混合列車の撮影ポイントに行くには、この温泉宿の中を通らなければなりませんでした。 
 碧翠楼に宿泊するつもりで 玄関に入ると 宿の方がいきなり 川原へ出るための館内の経路を説明なさり、蒸気機関車の撮影者が多いことが、よくわかりました。 「あの〜 SL撮影はもちろんなのですが、実は こちらに宿泊したいんですけど」 と言うと 「えっ お泊りですか・・・?。」 妙な会話を今でも よく覚えています。 宿泊したのは旧館の一番安い部屋でしたが 川原に面した 次の間付きの大きな部屋でした。 東京駅 朝10時発 西鹿児島行き 急行 桜島・高千穂に乗り 翌朝熊本到着。 そして 最初に訪れたのが 高森線でした。 

 

← 立野駅に停車中のC12 

↓白川第二鉄橋を渡るC12混合列車

SLファンなら皆さんご存知・・・ 懐かしい 戸下温泉 碧翠楼のパンフレット
こちらの宿のお世話になった方も多いのではないでしょうか?

物持ちがよいものですから・・・当時のパンフレットがありました。 ご一緒に タイムカプセルを明け 当時の雰囲気を楽しみましょう。


遠くへ行きたい・旅物語
Travel to Myanmar
Mr. Yang. All right resreved .

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戸下温泉 碧翠楼を懐かしく思出だされる方はたくさん
居られるようです。

白川と黒川の合流点 深山幽谷のロケーションに建つ
一軒宿でした。

夏目漱石等も滞在された名門旅館だったそうです。
1973年当時 宿泊した部屋は川原沿いの古い建物 (パンフレット写真の右側 川原に面した建物の二階)で、天井が高く 立派な床の間に大きな掛軸がかかり 次の間も付いた豪勢な作りでした。 中学生の小僧が泊まるには不釣合いな部屋だったような思い出があります。

ダム計画の影響で 1984年に廃業されたとかで 今では皆さんの記憶の中にだけある 幻の温泉旅館です。 

パンフレットの表紙と碧翠楼正面玄関 も追加アップしました。 当時を懐かしく、思い出して頂ければ幸いです。

                         2010年 8月