遠くへ行きたい・旅物語　Ｔｒａｖｅｌ　ｔｏ　Ｍｙａｎｍａｒ　徒然ライフノート⑲　東京ノスタルジア

たくさんの薔薇の花　と　ジョサイァコンドル設計の洋館　・・・見惚れてしまいます。
５月中旬から　薔薇が見ごろの旧古河邸　少し早いですが　今年は暖かいので　薔薇も開花が早いようです。　薔薇が好きな人には　たくさんの薔薇を眺め　愛でる事ができて　楽しい場所なのでしょうね。　　デジイチ持参の愛好家がたくさんいらしてました。

雨上がりで　緑が一層美しく　洋館の佇まいを際立たせてくれているみたいです。　2009/5

旧古河邸・・・足尾銅山など鉱業で財をなした古河財閥の当主　古河虎之助氏の本邸。　その後古河グループの迎賓館として利用され　戦後は進駐軍に接収され　大佐以上の高級将官宿舎として利用されたそうです。　進駐軍接収終了後は放置され　雨漏りなどで荒れ果て　修復作業が行われたそうです。　しかし梁・壁などの建築部材はしっかりしていて　洗浄とニスによる塗装で修復されたそうで　当時の壁・柱・梁を見ることができます。　　ランプの傘や窓ガラス・鏡は破損していたそうですが　照明器具の傘は　当時のガラス製の在庫が倉庫にあり　多くはそれを利用したそうです。　また　ガラスや鏡も当時のものが一部に残っています。　　鏡は現在と材料・製法が異なり　照明の光を映してみると　独特の色のにじみ感があります。　二階の仏間・和室は　洋館の中に和室をしつらえた例として　一見の価値があります。　和洋折衷ではなく　和洋を無理なく収める工夫なのだ・・・そうです。

建物の見学は　説明員が付いたツアー形式で行われます。　(一回の見学ツアーは２０～２５名程度が定員のようです。)　　建物の中を一時間ほどかけて　見所を解説頂きながら　案内して頂けます。　料金は入園料(一人１５０円)とは別に　一人５２５円必要です。　往復はがきで事前の申し込みが必要です。　春と秋は申し込みが多く希望の日時にかなわないこともあるそうです。　　　詳しくは　東京都の公園協会のHPをご覧ください。

http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html