■ミャンマーから木彫刻品を送った時の例

 荷物発送地  ミャンマー ヤンゴン 
 荷物到着港  日本 横浜港
 最終到着地  日本 自宅

 期日       2003年 11月 ミャンマー発送  
           2004年 年始 横浜入港
           2004年 1月 通関 搬送 自宅到着

 荷物       チーク製のアンティーク木彫刻 マンダレースタイルの踊り子像 
           高さ 約 1.1m   重量 約 20Kg
           荷姿は1立法mのコンテナ梱包で 重量は100kg

 価格       合計 10万円 ぐらい かかりました。
           ヤンゴンからシンガポール経由 横浜までの保険料込みの輸送代金(CIF)
           と梱包費用すべて込みで 260 US$ 
           通関費用 1万円弱 
           荷揚げ手数料 通関代行費用 自宅までの輸送費用等諸々 約5万円

 手続き      ヤンゴンにて
             家具屋でアンティークを購入するが 送品手続きが不安だったので
             知人の会社に依頼。
             日本の連絡先(住所 氏名 電話番号 e- mail アドレスなど)を書き
             希望する荷揚げ港の指定を行い 領収証を発行してもらいます。
             料金が 送品・梱包・保険料込みである事を確認。

           帰国時 税関にて
             税関係官に 口頭で おみやげの別送品があることを申告すると 
             海外別送品申告書(幅10cm 長さ20cmの短冊状)をくれます。
             別送品の品物名と購入価格など必要事項を書いて係官に渡すと 
             その場で捺印等申告書を受理し 発行してくれます。 
             その申告書は 現物の通関の際必要になるので 無くさないようにします。

           自宅にて
             12月の上旬 船積み手配をしてくれたヤンゴンの会社からe-mail が届きます。
             Invoice や Packing list 等です。
             12月下旬 船便の日本サイドの担当企業から Arrival Noticeが届きます。
             荷揚げ手数料等の請求書が添付されていました。 
             通関代行と自宅までの輸送をやってくれるエージェントを探し コンタクトしました。
             私は 日通に連絡し 事情を説明しました。 
             必要な書類が全部あるか確認した上で すぐに引き受けてくれました。
             連絡先・見積もり金額・支払い方法を確認・処理して 必要書類を送り 
             後は 荷物が届くのを待ちます。 

           その他 
             日通さんは 梱包容器の処分も困るでしょう・・・と気配りしてくれ 
             梱包木材の廃棄処分もやってくれました。
             100kgの木材梱包でしたから 廃棄方法も考えねばなりません。

             タイのように アンティークの国外持ち出し 仏像美術の国外持ち出しは 
             法律で制限されている場合があります。 

             やってみて判ったこと・・・

             高い・・・非常に高くつきます。 
                  商品にそれなりの価値が無いと かかったお金はほとんど運び賃という笑い話に
                  なってしまいます。 大型のコンテナで一括搬送する業者のロットに混載できれば 
                  多少安く出来るでしょう。

             大変・・・手間もかかりますが 輸出入・船舶輸送に関わる専門用語がたくさんあります。
                  勉強するつもりなら楽しいですが 興味の無い人にとってはノイズ以外の
                  何ものでもありません。 英語がまったく駄目という人にはお薦めできません。

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