ミャンマー旅行の移動手段

初めてミャンマーを訪れる人の為に 私の経験をお話させて頂きます。

  長期間 各地をゆっくりと旅することに憧れますが、それはリタイヤさせてもらった後のお楽しみにするとして 
私は 1週間〜10日の休暇で旅しています。 限られた時間を大切にしたいので ミャンマー国内の拠点間の移動は 出来るだけ飛行機を使います。 (ヤンゴン バガン マンダレー インレー等の間の移動。)  経済的な価格で バスや列車の移動も可能ですが 時間がかかりますし、長時間の列車は疲れますから 私は使ったことが有りません。 
  一つの拠点の中の移動は ドライバー付きのレンタカーかタクシーです。 バガンなどは 自転車や馬車を使うと 人の生活観が感じられ 面白い風情が楽しめます。   


  【飛行機】

  ミャンマー国内を飛んでいる定期便は 国営のMAI (Myanmar Airways International) 民間企業の Air Mandalay  Yangon Air Bagan Air です。 私が利用したのは エア マンダレー と ヤンゴン エア でした。 エアチケット手配は SANNAY TRAVEL さんにお世話になっています。 日本からe-mailで 希望する日時のフライトを指定して 手配してもらいます。 SANNAYさんのホームページを参照してくだい。 支払いとエアチケットの受け取りは、現地のホテルまでSANNAYさんが来てくれます。 チケットの搭乗日時と便名は その場で確認してください。  すべてリコンファームが必要でした。 たまにフライトの変更などがありますので 早めに空港へ行った方がよいでしょう。 リコンファーム時に宿泊ホテルを告げておくと 予定が変わった場合 ホテルまで電話連絡してくれました。 (バガンにて 航空会社はエア マンダレー)

  チェックイン カウンターでは 通常通りの搭乗手続きを済ませ、バゲージを預けて バゲージクレイムタグを受け取ります。 タグは無くさないでください。 国内線も パスポートコントロールがあります。 ヤンゴン ミンガラドン 空港には ポーターがいて 荷物を運んでくれ 搭乗手続きカウンターや 待合室まで案内してくれますが、チップを要求されます。 ずうずうしいポーターもいますから サービス不要なら はっきり  NO・・・と断ってください。  地方の空港にもポーターはいますが 空港が小さいので すぐに何処に何があるか・・・どうすれば良いか 分るはずです。
  
   空港では 爆発物を持ったテロリストを警戒しているようです。 1998年当時 ヘーホー空港で爆発物を持ち込もうとしたツーリストが摘発されて、ヘーホー空港は 金属探知機などを使い 厳重にチェックしていました。 空港では 100円ライターを持っているのが見つかると 没収されます。  

  民間航空会社の飛行機は 高翼双発ターボプロップ ATR-72 ATR-42 が就航しています。 この飛行機は、タイ航空やバンコクエア ラオス航空などで たくさん使われている機材で 東南アジアでは良く見かける飛行機です。 通路を挟んで2列ずつ 4列レイアウトで 42〜72人乗りの小さい飛行機です。 東南アジアで何度もこの飛行機に乗って感じる事は、ちょうどプロペラの横あたりに座るとエンジンの振動がキツイ傾向があるという事です。 出来たら避けた方が良いと思います。 搭乗ドア ギャレー トイレはすべて最後尾にあります。  飛行機には 二名〜三名のCAさんが乗務しています。 エアマンダレーのCAさんは オレンジ色の上着に青紫色のロウンジー  ヤンゴンエアは 金色の上着に紺色のロウンジーで とても格好良いと思います。 どちらも ミャンマー美人のCAさんが 気さくな笑顔で出迎えてくれるでしょう。 (因みに ミャンマー語で 美人は フラーデ と言います。 )    MAIと エアバガンは 利用したことはありません。

  2004年頃までの話ですが 待合室に搭乗案内の表示板などは無くは プラカードの様な 航空会社 便名 出発時間を書いたインフォメーションボードを持ったお兄ちゃんがウロウロ歩き回って知らせていました。 待合室を出るところにチケットもぎりのお兄ちゃんがいます。 その後はバスに乗るか 歩いて飛行機まで移動します。  朝一番のヤンゴン発だけは 座席指定ですが あとは自由席で 空いている席に座ります。 朝のヤンゴン-ニャンウーのフライトでは 朝食がサーブされます。 プライドポテトと卵焼きとか 簡単なものですが 美味です。 ヤンゴン-バガンは 直行便で一時間20分程度のフライトです。 すべてが直行便ではなく 経由便がありますので注意しましょう。 飛行コースにもよるのでしょうけれど ヤンゴンからバガンに向う時 進行方向左側に座ると ニャンウー着陸前に バガン遺跡がよく見えます。 

http://www.airmandalay.com/english/index.php
http://www.yangonair.com/


  【レンタカー タクシー 馬車 自転車 】

  空港に着くと 大体タクシーや馬車のドライバーがいますので 交渉して利用するか、交渉に自信がないとか 面倒な方は ドライバー付きのレンターカーを頼んでおけば 迎えに来てくれます。 SANNAYさんが手配してくれるレンタカーは エアコン付きです。  暑気から雨季(3月から6月)にかけてのバガンはとても暑く、エアコン車があると助かります。 

  タクシーは交渉制です。 空港に待機しているタクシーは高いので 言い値で乗らないように 強気で しっかり交渉してください。  

  バガンは 大まかな地図が頭に入っていれば 馬車や自転車を使うのも良い方法です。 馬車の料金は交渉制です。 早朝からバガンの夜明け見物にいく場合や ちょっと離れたレストランに食事に行く場合・・・たいてい ホテルの入り口で 馬車が客待ちをしていますので・・・便利です。 一時間いくら・・・とか 半日でいくら・・・とか 料金交渉します。 炎天下は馬でもきついので お休みが必要みたいです。 馬車の御者の横に座って パカパカと蹄の音や 馬車の車輪の音を聞きながら 風に吹かれ 景色を楽しむのもいいものです。  御者は英語を話しますから 地元の村に案内してもらって 地元の人の生活や 寺院の由来等を聞いたりするのも楽しいと思います。 

  ちょっと体力と地理を理解している必要がありますが 自転車でバガンを巡ると 見過ごしてきた景色や地元の生活が見えてきます。 道端で休憩している時のことです。 背後の草むらがガサガサとざわめき 鳥肌立てて観察していると 中からブタの親子が出てきたりします。  村の中を行くと 子供達が竹のボールでチンロン(セパタクロー)をしていたり、おばあちゃんが孫の子守をしていたり・・・一家団欒の姿が見えてきます。 折り紙でも教えてあげたら如何でしょうか。  幾つかミャンマー語を覚えておいて 片言で操りながら会話してみてください。 きっと 素敵な笑顔に出会えることでしょう。 もしかしたら 仲良くなった子供が 地元のパゴダを案内してくれるかも知れませんよ。 

  ミンガラーバー  ネーカウンラー?  Mr.Yang. ローコー バーデ-  
   こんにちは     元気ですか    ヤンといいます。

  ミンガラーバー  ネーカウン バーデー
   こんにちは     元気ですよ

  カミャー ナメー ベーローコーバーデレイ?  
   あなたの名前を教えてくれませんか?
   (カミャー は 男性が使う二人称 you です。)
   (ナメーが名前という意味です・・・ ナメーだけ 語尾上げでも通じます。 )

  シン ナメー レー ティービィヤズィー
   あなたの名前も教えてください
   (シン は女性が使う二人称 you です。)

  トゥウエヤーダー ワンダーバーデー
   ばしめまして・・・

  タミン サー ビービーラー
   御飯は食べましたか?
   (御飯はもう済んだの? 程度の挨拶代わり) 

  チェーズーティンバーデー 又は  チェーズーベー
   ありがとうございます        軽く ありがとう
   (チェーズーティン マーレー・・・と聞こえる事もある。)

  ケッサ マシーバーブー
   どういたしまして

  

   チェリー先生著 初めてのミャンマー語や チェリー先生のhp を参考にされては如何でしょう。
   HPでは 発音を聞くことができます。 私はチェリー先生の hp 発音丸暗記で 喋りましたが
   けっこう通じますし 喜んでくれますよ


自転車は概ね一日1ドル程度でレンタルできるはずですが・・・みんな中国製です。 ペダルは曲っていたし 乗り心地は良くありませんでした。 当然変速ギアはついていませんでした。  サイズを選ぶなんて事できません。 小柄な人には ちょっときついです。  バガンは平坦に見えますが 自転車で走ると 結構起伏に富んでいる事に驚かされます。  オールドバガンから ニューバガンまで 一日かけて往復しましたが、結構疲れました。 けれども 素敵な子供と表情が見られるので 自転車が気に入ってます。  自転車は 舗装道路は良いのですが バガンは未舗装の道が多いんです。 砂地の道は 特にきついです。  

 自転車の場合の注意事項
交通事故・・・充分ご注意ください。  水分補給・・・お忘れなく。 
暑いから お昼にビールを飲みたくなります。 
ビール飲んで 日陰で涼んで 自転車を漕ぐと 想像以上に体が冷えて 水分も不足気味で 筋肉がつりやすくなります。 自己管理をしっかりして ご注意ください。



遠くへ行きたい・旅物語Travel to Myanmar
Mr. Yang. All right resreved .

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