遠くへ行きたい・旅物語  社会科のお勉強 ・・・ 為替レート

海外旅行は、為替レートの影響をまともに受けます。  私は 米ドル ユーロ スイスフラン カナダドル 豪州ドルなどの主要通貨レートを たまに記録しています。  レートの流れを見たいのでグラフにして見ました。 抜粋した拙いものですが 皆様に お眼にかけたいと思います。  データソースは、日経新聞の為替欄です。 月末近傍のレートを拾い 月ごとに並べたものです。  (時々データの欠けた所は ご愛嬌で・・・)

グラフが右肩下がりになれば 円が強い方向に動いています・・・すなわち 円を持って海外で買い物をするには有利な時期です。 反対に 右肩上りにると 円は弱くなる方向に動いていて、 お買い物には不利になります。 この10年の動きを眺めていると 2000年頃は強かった円が、主要通貨に対し不利な局面にあります。 今は、海外旅行には不利な時期なのかもしれません。  私はタイが好きですが この春 4割も上昇し 1バーツ 3.8円というレートでは 敷居が高すぎです。  バンコクの Dusit Thani は 2000年頃は ネット手配で 一万円前後で泊まれましたが 2007年春 ネット予約で二万円です。 ここまで来ると いくらなんでも ちょっと行き過ぎだと思います。  Dusitさん 何とかしてくださ〜い。 タイに住む リタイヤされ 年金で生活を楽しまれている多くの日本人も 生活が大変だろうと思います。 

資源の乏しい日本は、優れた技術や商品で 国際競争力を高める努力をしてきましたが、今 元気がいいのは 一部の自動車産業や先端素材産業などに限られるようです。  これが 通貨レートにも現われているように見えますが、 皆さんは如何ご覧になりますか?  国内産業も大切ですが、海外で勝負できる産業 貿易収支・黒字を伸ばすことができる産業が もう一歩頑張れると このグラフも変化するかも知れません。  素人の感想です・・・。

これをご覧の皆様へお願い・・・
最新レートの確認は しかるべきサイトでお願いします。
(ご存知の通り 外貨は金融機関毎に TTS TTB という売り買いのレートが別に設定されています。)

■■■ 2008年2月 追記 ■■■
2008年1月分までのレートを追加更新しました。 
2007年 後半から 各通貨共に 世界的な円高傾向に入りました。 しかしながら 海外製品の輸入や海外旅行には もう一歩円高が進むと 敷居が低くなるでしょう。  タイバーツも円高傾向ですが まだ 3.5円前後で推移しています。 3円を切るぐらいのレートだとタイ旅行もしやすいのではないかと思います。  
一方 輸出型企業にとっては・・・ 景気後退とあわせて 厳しい局面を迎えることになります。 昨今の日本で Made in Japanを探す方が大変になりました。  日本の国際収支も 輸出で稼ぐより 投資のリターンの方が大きな国に変化していますから 以前の様なインパクトは無いのかも知れません。 

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Mr. Yang. All right resreved .