たまに、タイスキが食べたくなる。
タイの暑い昼間 汗をかきかき歩き回った後 冷房の効いた店で ビアシンを飲みながら タイスキを食べると 幸せな気分になる。 庶民的な価格の料理で 気軽に楽しめる鍋料理である。 鍋の最後に 御飯を入れて 醤油で味を調え 溶き卵でとじた雑炊が好きである。


  初めてタイ・バンコクを訪れたのが1998年。
タイスキを食べたのはこの時が始めてだった。 その時は それほど印象的な料理ではなかった。
1999年 二度目のバンコク滞在時・・・昼食を食べに ソル ツインタワーの三階(だったと思う)のタイスキ レストランに入った。 ここで これを食べてから・・・である。 タイスキに はまった自分を自覚したのは。 最後に食べた卵雑炊は頭から離れない。 2002年以降 あちこちでタイスキを食べるようになった。 (店舗数が多いので コカ レストラン を利用する事が多い。)

  ここで書きたいのは タイで食べるタイスキではない。 
自宅で楽しむ タイスキモドキ についてである。  タイのように暑くはない日本で・・・どちらかと言うと寒いとき・・・タイスキが食べたくなる。 タイスキは簡単な料理であろうと・・・勝手に決め込んで モドキ料理を作ってみることにした。 比較的 簡単で 美味しく出来たので ご紹介したい。  簡単に言えば 水炊きの感じで 豆腐・肉や魚のツミレ・ワンタン・野菜を炊き上げればよい。 後は ツケタレにちょっと工夫すればいけるのではないかと考えた。 以下に簡単なレシピを紹介させていただく。 各位の創意工夫で お試しあれ。  ブォナぺティートォ。


■■■■■ 簡 単 レ シ ピ  by  Mr.Yang.  ■■■■■■

1.鍋に水を張り 乾燥昆布のみじん切りを入れ、火にかける。
  (ちょっとは出汁を取りたいから 乾燥昆布をいれます。 )

2.豆腐を一口大に切り分けて 鍋に投入。

3.いわしのツミレなど を投入。
  (おでんの具のコーナーから お好みで タイスキに合いそうな食材を探してください。)

4.ワンタンを投入。
  (乾燥したインスタントのワンタンで充分です。)

5.一口大に切った野菜を鍋に投入。
  野菜の選択には ちょっとしたコツがある。  
  ・ほうれん草  にら  など癖の強い野菜。 
  ・水菜 モヤシなどの歯ごたえの楽しめるもの。
  ・えのきなどを加えても美味。

  大根とか白菜とか春菊や長葱をいれると 日本のお鍋と何も変わらなくなってしまうので
  私は使いませんが・・・お好みで選んでください。  

6.ツケダレは ポン酢をベースに 七味 コショー ゴマ油 などを基本に
  大根おろしや にんにくや生姜の摩り下ろしたもの キムチの素 そばつゆ 
  ゴマのぺースト(チーマージャン) ナンプラー サンバルソース オイスターソース 
  豆板醤 テンメンジャン ラーメンのスープ ワンタンのスープ ・・・・
  などを 組み合わせて お好みの味に仕上げてみてください。

    ナンプラーは鍋の中に入れて 下味として 出汁代わりにするのも 行けると思います。
    ただし 過ぎたるは及ばざるが如し・・・です。  入れすぎには注意しましょう。
    タイに行くたびに ナンプラーを一瓶か二瓶 買って来ました。
     (今は機内への液体持ち込み制限で厳しいでしょうね。)
    バンコクのセブンイレブンなどにおいてあり、 一瓶12B程度です。

   ポピュラーな イカの印がついた若草色のラベルのナンプラーを愛用しています。

          

  ここまで ものの 20分で出来上がりです。

7.鍋の後・・・ 雑炊を食べる場合。 
  御飯は膨らむので 少なめにし 水で洗ってぬめりを取り 鍋へ投入。
  鍋は強火に 鍋は 基本は醤油で味付け。 (お好みで 塩・みりんなどで調整してください。)
  ぐらぐらして来たら 強火のまま にらのみじん切りや青葱などのみじん切りを投入。
  その後 溶き卵を回しかけ落とす。 (ぐらぐらした中にとき卵を入れてかき回さない事がポイント。)
  ふたをして 火を止めて 1分ほど卵を蒸らしてふっくらさせたら出来上がり。

  簡単で・・・いけますよ。 



     2005年5月 

遠くへ行きたい・旅物語
Travel to Myanmar
Mr. Yang. All right resreved .


タイスキ