中山道 

甲州街道(終点)→

写真は現在の合流地点です。
左手から甲州街道(終点です)
右手から中山道。
中山道は右に曲がって木曽路
へとつづきます。(写真中央路)
諏訪大社 下社秋宮は、この
すぐ近くです。

諏訪大社 下社秋宮

 機会がありましたら、お諏訪さまのお膝元で   
ゆったりと温泉にでも浸かり、地酒など嗜みな
がら、しばし、古代の歴史ロマンに史遊してみ
たらいかがでしょう!

次回は、駒王坂(鎌倉街道ロマンの道)と朝日
将軍「木曽義仲」

 諏訪大社の祭神 建御名方命は、神話ではあるが出雲の国からこの地へ参られたことに       
なっています。                                                      
 古事記に、国譲りの話があります。                                        
「大国主神が拓き治めている、葦原の中っ国は「こちらへ渡せ」と、天照大神の命を受けて、      
いまの鹿島に鎮座なさる、建御雷の神が交渉にやってきました。大国主神の第二王子である      
建御名方命はこの話に不服で争ったが、ついに破れ、逃れ逃れて住みつかれたのが須羽の      
海(諏訪湖)のほとりであったという。・・・・・・・」                                  
 さて、諏訪大社は、わが国最古の神社の一つに数えられ、狩猟の神であり、農耕神であり、     
風神であり、軍神でもあるといったじつに多能な神さまであり、全国に分布する分社は一万余      
を数えお諏訪さま、諏訪大明神と親しまれています。                               
 皆さんのお近くにも諏訪神社があると思いますが、建御名方命のことはご存知でしたか?       
 また、諏訪大社には、奇祭として有名な「御柱祭」をはじめ、ユニークな祭祀が数多くあります。     大相撲で勝ち名乗りを受ける力士が軍配の上の懸賞を受取るとき、左・右・中の順序で手刀を    
切りますが、これが鹿島・鹿取・諏訪の神様に因んでいるということはご存知でしたか?         
 ところで、私どもは住所、宛名の件で、読み書きが難解と思える「すわ」という文字について、
不思議なことに、"どのような漢字を書くのでしょうか?"といった質問を受けることがありません。
 これもきっと、著名な神様のお陰なんでしょう。ありがたいことです!         

まずは諏訪大社の祭神
 建御名方命 (たけみなかたのみこと) 

 美しい高原と湖に囲まれ、古くから諏訪大社の門前町として、また中山道と甲州道中の     
合流する温泉宿場町として栄えてきた「下の諏訪宿」には数えきれぬ程の旅人が足を止   
めました。 「千客万来あれこれ・・・」と題して、古きを訪ねてみます。

下諏訪歴史散歩