フォッサマグナと 八ヶ岳 |
八ヶ岳はフォッサマグナの中にあり、火山活動によって形成された山群です。フォッサマグナの西側は糸魚川-静岡構造線と呼ばれる断層です。南アルプスの東北端にあたります。
ここに、フィリピン海プレートが突き刺さって、大きく湾曲しています。
使用文献 八ヶ岳の自然 土田勝義
八ヶ岳火山 八ヶ岳団体研究グループ
古阿弥陀岳の大崩壊によって富士山と並ぶほどの山塊がなくなった。
この崩壊は富士見から韮崎、甲府に続く壮大な裾野を形作った。
古代、諏訪湖は富士川に流れていたといわれるが、この崩壊によって流れがせき止められて、天竜川に流れるようになったという。
その後北八つ側で活動があってカルデラ火山が成長し、およそ20万年前にこの噴火活動は収まり、その後の侵食で現在の山容になっている。
約125万年前 噴火活動が始まる
約40万年前 噴火が南に移動する
古阿弥陀岳が成長する
古阿弥陀岳の南側が大崩壊
崩壊以前の想定図 富士見方面から
←この崩壊
現在の八ヶ岳 茅野市から望む