誰が決めたのか?超定番の クリームチーズ


 ベーグルといえばクリームチーズ!
・・・ということになっているので、ベーグルと向き合うときにはつい「クリームチーズを用意しなきゃ!」と意識してしまいますが、バターでも美味しくいただけるし、特別この常識に捉われることはない・・・と個人的にはそう思っています。(とはいえ、ココで取り上げないわけにいかないのがクリームチーズ。実際、やっぱりベーグルに合います。)

 確かにクリームチーズはバターよりもカロリーが低いので、油脂が入らず咀嚼を要するベーグルをダイエット目的で食べる場合には好都合のようです。が、はっきりいってクリームチーズはたっぷりつけてこそ美味しい(と思う)ので、あまり意味はないような気もします。まぁ「気は心」ということで!?
※ベーグラーさん以外の方へ。クリームチーズのことをクリチと略すことがあります。


 クリームチーズに混ぜるだけの簡単スプレッドを作ってみましょう。

 ◎ブルーベリージャム
 ◎オレンジピール
 ◎ラム酒漬けドライフルーツ&シナモンやクローブ
 ◎ドライトマト
 ◎細かく刻んだスモークサーモン(又は鮭の瓶詰め・缶詰)&黒胡椒
 ◎ツナ&青唐辛子味噌
 ◎刻んだ野沢菜の漬物

 ↑そんなに難しくない「混ぜる何か」を挙げてみました。
作り方は、適量を混ぜあわせるだけですので・・・。クリームチーズは練りやすくするため常温に戻すか、Kiriのクリームチーズを使うと楽です。塩やレモン汁など、お好みで微調整を。


 ・・・混ぜてスプレッドにしなくても、食材をクリームチーズに乗せるだけでもOKです。混ぜる、混ぜないの判断はおまかせすることにして、以下に食材のヒントを記しておくことにします。
私のおすすめ

 ◎明太子
 ◎鰹節&刻んだ長葱+醤油
 ◎ガラムマサラ(カレー粉)&コーン
 ◎キャロットラペ(フランスの常備菜、人参の千切りサラダ)
 ◎ゆで小豆や甘納豆
 ◎黒胡麻きなこ
 ◎レモン&蜂蜜
 ◎胡桃&メープルシロップ
 ◎カットパイン

 ◎青梅煮
 ◎刻んだオランジェット(オレンジピールチョコ。オレンジピールだけでも!)
 ◎ドライフルーツ&ナッツ
...などなど。



 最後に、クリームチーズをいくつか紹介します。
   
       

 左より、

 ◎KRAFTのフィラデルフィア クリームチーズ
 
プレーンタイプで万能です!定番中の定番。冷蔵庫で冷えたままベーグルに直接塗りつけようとすると、ぼろぼろして乗りにくいかもしれません。あらかじめ冷蔵庫から出しておくか、冷えたものを5ミリくらいにスライスしてベーグルにのせるやり方が早いでしょう。

 ◎kiri クリームチーズ
 
キリはフィラデルフィアよりも柔らかいため、冷蔵庫から出して即ベーグルに塗ることができます。つまり時間がない朝でも手早く練り混ぜられ、スプレッドにするのに重宝します。(味の点でチーズらしさが勝るのはフィラデルフィアのほうでしょうか!? お好みで使い分けを。)画像は食べきりサイズの6ピース入りで、携帯に便利です。

 ◎ブルサン
 画像はブルサン・アイユ(ガーリック&ハーブ風味)です。ポワブル(ぺッパー風味)ともども、ビールやワインによくあいます。単体でも美味しいですし、ベーグル以外でもパスタや肉料理の隠し味として活躍してくれます!

 ◎クリームチーズ・ラム
 
ラムレーズンが練りこまれたクリームチーズです。これだけでもとまらない美味しさなのが困りもの!? 他にアプリコットやチョコレートもあり、デザート感覚でいただけます。



 というわけで。
・・・緻密な計算抜きに、クリームチーズは美味しくアレンジできるものです。
パンにバターを塗る感覚とは別で、たっぷり乗せてみてくださいね。


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