儀象堂
時の科学館
「GISHODO」

中国北宋時代(1087年)から6年の歳月をかけ作られ、首都開封に設けられていましたが、完成後僅か30数年で宋の崩壊と共に破壊されてしまいました。ですが幸運にも古文書が残されていましたので、それを元に4年がかりで解析し、世界で初めて完全復元をして、当街の時の科学館の中庭に据え付けられています。
「もっと長ーい説明書きが手元にありますが、私に理解できる部分を抜粋しました。」
[ 諏訪大社秋宮下・ 温泉街の一角]
←幻の中国水運儀象台
高さ12メートル 土台の底辺の一辺が6メートル
時計と天体観測機器が一体になっていて、水車の動力で正確に☆の動きを追うそうです。@の写真は人力で水車を回している所ですが、水が充分溜まると手を止め、又少なくなると回す作業だそうです。 Aは鐘を鳴らす人形、BCDは何時かを示す札を持つ人形です。
天体を観測し、星の運行を確認し暦を作る・・・・今から900年以上も前にこのような素晴らしい物が作られた事に、驚きと壮大なロマンを感じました。
C
奏鳴館でご紹介したと同じく、諏訪は澄んだ空気の元に精密工業が盛んです。
時計の精工舎(現エプソン)とその下請けにて、大きな発展をしてきました。
私が中学生の頃でしたが、精工舎に就職と聞くと、”選ばれた優秀な人””沢山お給料が貰える人”そんな風に思ったものです。
家族団欒の茶の間で、ボ〜ンボ〜ン!って時を知らせたね。
じいちゃんがこんなラジオで相撲中継にじっと耳を傾けていたっけ。チューナーを動かすとガガガーって耳をつんざく様な音がしたなぁ。
旅館の玄関にあって、振り子に合わせて首を右左にして遊んだ思い出が。
大きなのっぽの古時計〜♪
愛知県の大正村にあった物を、保存していた方から譲り受けて展示してあるそうです。(現在その村は無いそうです) 
 葵のご紋がその貴重さを物語っています。
上部の鐘の部分ですが、この大きさによって大名の位が表されていたそうです。
お付き合いさせて頂いている方が、奏鳴館と儀象堂の理事長をされており、私がHPに載せたいと言いますと、彼女を案内と説明に付けて下さいました。
無知な質問にも全てきちんと答えて下さり、たいしたもんだなぁ・・・と感心しました。 にも関わらずこの様な簡単なページになってしまいましたが、興味のある方は是非その目で確かめて下さい。
展示場の他に、お祭シアターでは下諏訪町の観光と歴史をハイビジョンの迫力ある映像で上演されます。 又 時計工房では自分だけのオリジナルウォッチを作る事が出来ます。丁寧に教えてくれますから、子供さんから大人まで、手作り時計に挑戦なさってみたらより楽しいと思います。
不慣れなカメラなので、画像が綺麗ではありませんがおゆるしを!
トップページに戻る
我が町トップに戻る
電子シリコンランプ時計
一日を12等分し、時初・時正毎に24体
日の入〜日の出までの夜の時刻を知らせる38体
一日を100等分した100体 
(14,4分の間隔)
@
A
B
C
D
一層上に太鼓を鳴らす人形もある