諏訪大社 下社 「 秋宮 」
諏訪大社は諏訪湖の南北に2社ずつ4箇所に分かれて鎮座する、独特の形を持ったお宮です。
南には上社本宮・前宮、北の我が町下諏訪には秋宮・春宮があり、いずれも「建御名方神」「八坂刀売神」が祭られています。
* 建御名方神(タテミナカタノカミ)・・・・・大国主神(大国さま)の子
* 妃神の八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)・・・八重事代主神(恵比寿さま)の妹
[ネイリの杉] 鳥居から正面に見える、大社の御神木の1つ。
樹齢は6・7百年と言われ、枝が垂れ下がり眠っているようなので「寝入り」とか、杉の挿し木に根が生えた物なので「根入り」とか言われている。
秋宮は旧中山道と甲州街道の分岐点の要所に鎮座している。
[神楽殿]  1835年天保6年に完成したもの。
[大注連縄]は長さ13mあり、出雲大社型の〆縄では日本一長いと言われ、目方は推定で500k位です。 狛犬も青銅製では日本一と言われ、高さが1m70cmあります。

↓神楽殿でお宮参りのご祈祷を
[社務所方向より]
こちらは数年前に新しくなった手水場で、大鳥居の前に古い手水場があります。
[幣拝殿] 神楽殿奥の二重楼門造りの拝殿
        1781年(安永10年)落成

下社秋宮・春宮で計8本、 上社本宮・前宮で計8本、合計16本の樅の木が奥山から切り出され、独特の木遣り歌と共に、一本の柱につき2・3千人の人の人力のみでここに建てられます。
[木落し] 
下社の祭一番の見せ所!

皆さんこの光景をテレビでご覧になった方も多いかと思います。
長さ16メートル以上、重さ13トンにも及ぶ大木が、急斜面を引き落とされる様は、豪快そのものと言えます。

この「木落し」では怪我人が続出、亡くなる方もいます。
しかし諏訪の男の心意気ここにありと言う訳で、命知らずの男たちが見せ場を盛り上げます。
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お社の四隅には<おんばしら>が建てられています。
この柱を山から引き出し建てられる祭の模様は、トップページの<御柱祭>にてご覧下さい。