花模様

かりん(マルメロ)のコーナー

花模様

諏訪地方では一般的に「かりん」と呼ばれていますが、植物学上は「マルメロ」です。
 マルメロはペルシャ、トルキスタン地方の原産で、中国から長崎に渡来し1610年頃武家によって江戸城から高島藩(現在の長野県諏訪市)に入ったものと伝えられています。諏訪地方では伝来以来400年間言い続けてきた呼称なのでここではあえて「かりん」と呼んでいます
2001年に、諏訪市の市木に追加指定されました。

以下の品種を六斗農園では栽培しておりましたが、諸事情によりすべて伐採しました。
長年のご愛顧ありがとうございました。

栽培の歴史的資料としてこのページを残しておきます。

在 来 種 在来種の花 果実は200グラム程度で芳香が強く、果肉が締っています。
砂糖漬け、砂糖菓子の原料として適しています。
栽培者が少ないため大変貴重です。
スミルナ スミルナの花 果実は大きく350グラム程度で、果肉は在来種よりやや柔らかく、
香りも在来種より劣ります。
一般家庭では果肉を薄切りにして、砂糖漬けにしています。
か お り かおりの花 在来種とスミルナの交配品種です。
それぞれの長所を受け継いでいます。
一言でいえば、在来種の芳香!!とスミルナの大きさ!!


かりん(マルメロ)砂糖漬けの作り方も見てみて下さい。


かりん(マルメロ)の生育状況
かりん(マルメロ)は、通常根元から3本位の主枝を出して栽培しますが、
当農園では、主幹形(りんごのワイ化栽培の応用)で仕立てています。
99年10月11日 晴 24.0度&10.7度 99年10月11日 晴
00年10月14日 晴 16.9度&8.4度 00年は花の咲くのが遅かったので、収穫も遅めでした
01年10月 8日 曇 17.9度&11.3度 剪定時に若干樹を伐採したので、収量は少なくなりました
02年10月10日 晴 18.1度&8.5度 玉伸びが悪く、小玉傾向でした。
子供達も手伝っての収穫です。 収穫を待つかりん(かおり)
収穫風景 収穫を待つかおり
99年7月6日 晴 袋掛け前 99年7月6日 晴 26.5度&16.3度 袋かけ後
00年7月19日 晴 30.9度&19.7度
諏訪湖畔かりん並木の袋掛けをしました。
00年7月9日 晴 27.4度&15.7度
01年7月17日 晴 32.5度&22.0度
諏訪湖畔かりん並木の袋掛けをしました。
01年7月3日 晴 31.4度&20.8度
02年7月18日 晴時々曇 30.9度&17.9度
諏訪湖畔かりん並木の袋掛けをしました。
02年6月29日 曇 23.5度&16.9度
5月に満開になった花は直径4cm程の小さな実に。 虫が付かない様に収穫まで袋で保護します。
袋掛け前のかりん 袋を掛けたかりん
99年5月3日 晴 19.1度&8.4度 99年5月12日 晴 24.5度&6.3度
00年5月10日 晴のち曇り 26.5度&12.5度 00年5月16日 晴のち小雨 21.8度&8.3度
01年4月30日 曇 16.4度&10.2度 01年5月9日 曇のち晴れ 26.1度&14.1度
02年4月25日 曇 15.6度&7.4度 寒い日でした 02年5月3日 晴強風 23.3度&11.8度
在来種の花芽です。(99年5月3日)
葉の中心でピンク色の小さい蕾が開花を待っています。
在来種の花が満開になりました。
淡いピンク色の花でいっぱいです。
かりんの蕾 満開のかりんの花


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