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第百五十六回自然と歴史探訪いいだ人形劇フエスタ

謎の女・ミレディー。

   

川本喜八郎・人形美術館:

下諏訪の御舟祭りも終わり、ここ諏訪地区でも各地で夏祭りが行われています。  

  伊那谷では、古くから民族芸能が盛んで、江戸時代には人形座も村ごとに有ったそうです。   

 そんな伊那谷の飯田市で、街を上げての人形劇フエスタが開かれており、

マリオ倶楽部の会員の方の推薦もあり、市民と演出者が作りだす人形劇の祭典を見学する事になりました。  

 バスの外は、夏空の広がる天気、前回の美ケ原の時と替ってくれればとも思われますが、今回は飯田の暑さがちょっと心配です。

    今回最初に訪れたのは、2007年に開館した、川本喜八郎・人形美術館の見学です。 

  ここは、人形作家でもあり、人形アニメーション監督であった川本喜八郎氏が、

NHK人形劇で人形美術を担当した折に使用した人形等を市に寄贈して下さったのを受けて造られた美術館だそうです。 

   川本氏は、飯田の人形フエスタにも参加されており、三国志の演出もされたとか、

そんな事で人形達に一番ふさわしい場所という事で、人形を寄贈して下さったそうです。  

  2007年から初代館長も務められたそうですが、2010年に亡くなられたそうです。  

  こちらの人形は、三人遣いの人形ですが、飯田にはもう一つ同じ様な成り立ちのもので、

座光寺に糸操りの竹田扇之助記念国際糸操り人形館(104回に訪問)があります。

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