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最初は、先生がここを訪れる切っ掛けとなつた光苔を見に、建物の裏山へと向かいます。

日本で最初(明治43)に光苔の産地が見つかったのは、岩村田だそうで国の天然記念物に指定されているそうです。

光苔を見て降りて来た所で、小口先生の自然観察教室の始まりです。  

 最初のお題は、コメツガとツガ。  ツガは葉が長く、茎に毛が有るそうです。

   ツガのカサは茎に真直ぐつくそうで、コメツガは下にさがるそうです。タカネザクラ・別名ミネザクラ。

こちらも似ているが、ヤツガタケトウヒ。

アズマシヤクナゲ(葉の裏に毛がある)。 

シャクナゲはもう少し上には、ハクサンシャクナゲその上にキバナシャクナゲがあるそうです。

  シャクナゲは花が咲いた後に芽が出るそうですが、ハクサンシャクナゲは先に芽が出て来るそうです。

似ているのにチシマザクラがあるそうですが、こちらは葉の柄に毛があるとか。  桜平に有るそうです。

   
 
ウカミカマゴケ。 ウマスギゴケ。

鉱泉は二酸化炭素冷鉱泉で、水温10℃、PH3.9という強酸性だそうです。  

 そんな環境で育っていた植物は、ウカミカマゴケとウマスギゴケの2種類、

動物はマルハナノミ科の幼虫が住んでいたそうです。 

 しばし、池の周りを散策幻想的な景色を堪能します。

池の脇の唐沢川の河底にも湯花が出来ていました。 

 少し下流の砂防堰堤の上にあるのもウカミカマゴケかな。

唐沢ナメ滝:  
食事にはまだ時間があるので、ナメ滝を見に出かけました。

テンナンショウ。トリカブト。イワカガミ。 

先生によると、テンナンシヨウもトリカブトも種類が多く判別が難しいとか。

キバナノコマノツメ。
道も切れて、最後は沢登り状態。
   
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