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第百五十三回自然と歴史探訪幻のシナノコザクラを探して大阿原湿原へ

無名の山へ:

山笑う候、今回も絶好のマリオ日和の出発です。 

  今回の旅の目的の一つは、4月から5月にかけて、石灰岩の岩場に咲く岩桜の変種のシナノコザクラを求めての旅です。  

  良く知られているのは、南アルプス林道ぞいに咲くシナノコザクラですが、

今回は横山先生の内緒の場所にあるかも知れない花を訪ねる事になりました。 

   シナノコザクラは別名でカマナシコザクラと呼ばれるそうで、

会長さんと先生で14日に、釜無川の奥へと下見に行かれたそうですが、残念ながら今回は見つからなかったそうです。 

   そこで、今回は別な場所で探してみようかという事で、

横山先生に案内していただいて大阿原湿原の奥へのミステリーツアーです。 

新緑の綺麗な大阿原湿原。 

   入笠山へと上る道は、車が通れるのは翌日の30日まで、

31日からはスズラン祭りが始まるそうで、車は通行止めだとか。  

    それでも、道を上って行くと道を飛び出して、

崖を落ちた車を引き揚げるレッカーに会っただけで、空いた道を順調に進む事が出来ました。 

   途中の日陰の沢の所には、まだ雪が残っている所もありました。   

 やがて、大阿原湿原の駐車場に到着、用意して下さった弁当ををザックにつめて出発の用意をします。 

   山の天気は気まぐれで、この時ポツリポツリと雨が落ちてきました。

大阿原湿原の駐車場で出発の準備をしますが、       

舗装された林道がまだ続いており、もう少し先までバスで行ってみる事になりました。

舗装の道は途中で終わっていますが、大分奥まで来た様で、

この先はゲートが有って一般車両の通行が出来ない所に到着。  

 この辺りは、富士見町と長谷黒河内の境目のあたり、釜無山の方ではなく長谷の方の山道を上ります。 

  入口には山桜が満開、久しぶりの山の空気が美味しいです。

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