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第百三十三回自然と歴史探訪[姨捨名月の里と戸倉の寺社めぐり]

   
 

 

武水別神社八幡宮:

今回の旅は、田植えの終わった新緑の棚田を見学するという事で、中央道を姨捨のサービスエリアへと向かいます。 

  天気も上々、バスの中は上着をぬいても多少汗ばむほどの陽気となりました。  

  数年前から、姨捨のサービスエリアにもETCの出口が出来た様で随分と棚田へ行くのも便利になったと思いつつ

行って見たらなんと出入り出来るのは、普通車までだそうで、中型バスは出れないとの事でした。 

   そこでいきなり予定変更、急遽更埴のインターへと下りそこから棚田に向かう事になりました。  

  インターからは先生の感と経験を頼りに道を探しながら姨捨へと向かいます。 

 途中で左手に大きな神社が出てきました。  

  どうやら帰りに時間があれば、見学しようと予定されていた武水別神社の様で、

まずわここから今日の見学をスタートさせる事になりました。  武水別神社大鳥居。

   武水別神社は古社で、弥生時代に善光寺平の五穀豊穣と千曲川の氾濫防止のため、

田の神・山の神と結びついた水神の武水別大神を祀って造られたそうで、

平安末期にはこのあたりが石清水八幡宮の荘園となった事もあり、

八幡神を相殿に迎えこの地方随一の八幡宮になったそうです。   神輿休所・江戸後期。

レンガ造りの塔・ガス塔かな。      大欅の社叢、県指定の天然記念物。

境内は内境内と外境内に分かれており、外境内には更級八幡神宮寺が有ったそうで、三重塔もあったそうです。

  廃仏希釈の折に、取り壊されたそうですが、唯一残っているのが神輿休所だそうです。 

 名物・うずらもち屋さんがありました。  本堂彫刻の鶉にちなんで出来たものだそうです。 

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