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第百二十九回自然と歴史探訪[八ヶ岳の麓を訪ねて・美と技]

   
   

茅野市笹原集落:蔵と鏝絵

年も明けて、今年初のマリオ倶楽部です。

  バスでマリオさんを出発する頃は、日差しも出てポカポカのマリオ日和でしたが、

先生によると今日訪れる笹原という所は、寒い所だそうで防寒対策をしっかりして行きなさいとのことでした。 

 国道
191号線・湯みち街道を上っていきます。   

  途中、横田の赤松並木のあたりまで来たら、あたりはスッポリと雪雲に包まれてきました。  

  さらに上って、雪の白山神社の大柏樹・樹齢
400年だとか、を車窓から眺めていくといよいよ笹原部落に到着です。  

  笹原部落には、第
113回のマリオ倶楽部で紅葉の横谷渓谷を訪れた帰りに、

シダレ柳の大木を見に訪れたことがありますが、

今回もその枝垂れ柳のある公民館の駐車場でバスを下りて、部落を散策することになりました。  

 ここは、明治
5年から学校が有った所だそうで、その頃生徒の一人が、

授業料の代わりに柳の木を植えたものが育ったのだそうで、

樹齢も
110年は越える諏訪地方でも最大の柳になったのだそうです。 

  集落は江戸時代初期に新田として開拓されたものだそうで、

この奥の明治・渋温泉へ向かう最後の部落でもあった様です。 

  上の辻にある手引き観音。 渋温泉 一番・如意輪観音。 笹原の枝垂れ柳。
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