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第百十三回自然と歴史探訪[横谷渓谷・滝と紅葉めぐり

 

白山社:大柏樹

今回は、紅葉シリーズの第二弾と言う事で、地元蓼科高原の滝めぐりをする事になりました。   

天気はあいにくの粉糠雨それでも大降りにはならずまずまずのマリオ日和です。    

今朝は、NHKで熊のニュースをやつていたとか、皆さん熊よけの鈴を用意したりと準備万端です。    

 バスは奥蓼科へ向かう国道191号線・湯みち街道を進みます。   

 湖東の須栗平にやつてきた所、道の左側に大きな木が見えてきます。   

ここでバスを降りて、最初の見学を行います。    

大樹は柏の木だそうで、樹齢約400年、ここらの新田が開発される前から有った木だそうです。   

諏訪地方最大・樹高さ17mの柏の木だそうで、茅野市の天然記念物にも指定されているそうです。    

道の対岸には、一段上がった所に白山社がありました。    

 それで、柏の木は白山社の大柏樹と呼ばれている様です。      

ついでに、白山社にもよってみました。   

境内には、大きい御柱も新しく建てられていました。

南大塩には、もう一つ白山社があるそうですが、何故この地に白山信仰が広まったかは、不明の様です。 

立派な御柱が建っているところを見ると、祭神は白山社の菊理姫命と諏訪社の建御名方命かもしれません。

この神社には、木造仏の毘沙門天と千手観音菩薩立像があるそうで、市の文化財に指定されているそうです。

社叢には、栗、楢、柏などの大木が残っていました。   

ここで、サカキに似た木を先生が発見、ソヨゴだそうで、赤い実がなるそうです(以前、臥龍公園で教わりました)

   サカキは黒い実だそうです。

大柏樹の手前に、赤い実を付けた木がありました。  

 カンボクだそうです。 

北日本の山地に生える木だそうで、ここらでは珍しいものだそうです。  

 春には白い見事な花が咲くそうです。 

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