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第百七回自然と歴史探訪[白馬村の文化財と姫川源流・親海湿原]

 

 
 

 

親海湿原:

青木湖から白馬村に入るおなじみの道路。  

 この下が姫川の源流、そしてすばらしい湿原があると、通過する度に横山先生が

言っていた親海湿原と白馬の神明社(国重要文化財)、細野諏訪神社を訪ねる事になりました。   

雨の心配は無かったけれど、期待したアルプスの山並は雲におおわれもう一つと言ったところでした。  

 予定の1030分頃には現地に到着、さっそく親海湿原へと向かいます。 

  ここはもう私有地だそうです。   

青木湖やアルプスの冷たい湧水では稲も育たないし、湿地では野菜も採れない、

ここは農業には適さないという事で、村で借り上げ自然探勝園として白馬村の観光スポットとなっているのだそうです。    

 また姫川源流は「日本の名水百選」にも選ばれているそうです。 

 横山先生が言うには、諏訪にも湿原は沢山あるが、植物の生態や種類はかなり異なるそうです。    

案内板の手前で横山先生が「オトシブミ」を見つけました。 

オトシブミは以前佐久の新海三社を訪ねた折におそわりました。 

 長さ1.5cm太さ5mmほどのオトシブミを見つける横山先生の眼力にまずは敬服!!  

皆さんでラブレターでも開ける様に丁寧に開いてみました。 

 中には小さな卵がありました。 

 どんな昆虫だろう?という話題になりました。  

 横山先生によると、ゾウムシの様だとのことでした。  

 今度ぜひオトシブミを作る工程を見てみたいものです。

親海湿原は周りを仁科神明宮の御用林に囲まれた、小さな箱庭の様な湿原です。  

 キショウブ、カキツバタが見ごろでした。

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