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第九十七回自然と歴史探訪[初秋の車山と白樺湖(マツムシ草)

 

車山:

今日は、早々と秋空の広がる中での散策となりました。  

 車山へのマツムシ草観賞は、第48回の時いらいですが、

その時は車山山頂から車山湿原の方へと回ってのコースでした。  

  今回は、横山先生も10数年前に通っただけという、旧の車山峠道を探索する旅だそうで、

当初はリフトで車山山頂へと向かう予定だったそうですが、時間の余裕が有りすぎるという先生の発案で急遽、

車山を登って行く事になりました。 

   そんなわけで、バスは一路車山の肩へと向かいます。

車山の肩の駐車場は、平日にもかかわらず八分の入り、

皆さんマツムシソウの魅力に引かれて来られたのでしょうか。  

  先生の話によると、今年はヤナギランの成長が悪く、あまり伸びないそうです。  

 マツムシソウも八島湿原の方は、あまりよろしくないそうで、

やはり今年の天気が影響しているのではないかとの事でした。 

     身支度をととのえて、出発です。    

車山へと続く道の脇には、丁度見ごろになつたマツムシソウが咲いており、

ここらは天候の不順も感じられませんでした。 

    道脇を彩る花達を見ながら、さっそく先生の自然観察教室の始まりです。  

シロバナノダケ。    ヨツバヒヨドリの向こうに北アルプスの山並みが広がります。

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