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第九十回自然と歴史探訪[諏訪のお寺めぐり・教念寺]

源海山高島院教念寺:浄土宗知恩院末寺

 

教念寺本堂。
 

本日は昨日の雪にかわり快晴、しかしちょっと寒い朝となりました。 

   最初に訪れたのは、諏訪市小和田にある教念寺さんです。   

国道を鍵の手(鉤手)まで行って、右に曲がると正面に教念寺の山門が見えます。   

山門は、明治に入って再建されたものだそうですが、架かっていた山号額は天保の火災の前からあった、

初代立川和四郎冨棟の作だそうです。

お寺に到着すると、檀家の方とお大黒様が我々を迎えてくださいました。   

 今日は特別に経蔵を見せて下さるとかで、鉤を開けて下さいました。

   ところが、くせもので鉤もめったに開けないので、すぐには開いてくれません。  

そこで、しばらく境内を散策する事になりました。  

 最初に目についたのは、庫裏の脇にある小さなお堂です。  

 中には、ちょっと悩ましい弁天様が居られました。 

 二臂で、琵琶を持っていました、学芸の神だそうです。(八臂で武器を持ったのもあるそうです。)  

  お寺の裏の墓地も見せていただきました。   

立川常蔵昌敬(二代・冨昌の娘婿)の墓があると聞きましたが、見当たりませんでした。  

 古い、立派なお墓が目につきました。

小和田の公民館長さんと、お寺の奥様が来てくださいましたが、

めったに開けない経蔵の扉はなかなか開いてくれません。

弁天様。ご本尊は、本堂の厨子にあるそうで、718日にご開帳になるそうです。 

 本尊の方も琵琶を持った弁財天だそうです。

赤い石の墓もありました。 

 神宮寺区の裏山からとれる安山岩だそうで、神宮寺石というのだそうです。 

 石仏が立っているお墓もありました。  

頬に手をやっているので、弥勒菩薩かな。

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