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第八十八回自然と歴史探訪[木喰の里を訪ねて]

 

   
微笑館:

今回は、微笑仏で知られる木喰行道上人の生誕の地を訪ねる事になりました。 

  天気も上々、途中上諏訪と諏訪南のインターで、会員の方をひろいバスは一路山梨へと向かいます。   

 双葉ジャンクションを過ぎて、中部横断自動車道に入ると、前方に櫛形山が見えてきます。 

  富士山は霞んでいますが、南アルプスの山並みはくっきり見え、先生に山の名前を教わりながら、

富士川沿いの道をしばらく行き、本栖湖へ向かう国道300号へと入っていきます。  

 下部温泉駅を過ぎて、木喰トンネンを過ぎると下部の道の駅が見えてきます。  

  その先の橋の手前に木喰の里の案内板があります。  

 そこで左に折れてちょっと行った所に急な山道の上りを示す1.9Kmの標識があります。   

車では廻って上るのはちょっときつく、ちょっと先まで行って方向転換してからの上りとなります。    

バスは、すれ違いの出来ない、ガードレールの無い道を上っていきます。  

 しばらく上った所に、突然家並みが見えてきます。    

 そこが、木喰上人の生まれた家で、伊藤さんのお宅です。  

  最初の目的地の微笑館は、もう少し先へ上った、見晴らしの良い平らにありました。

微笑館への最後の上りのカーブがきつく、下で下車して歩いて行くことになりました。

微笑館の前は開けており、駐車スペースもかなりあります。  

庭には、歌碑が幾つか並んでいました。

館内では、最初にビデオ室に案内され、お茶と梅漬けをいただきながら、しばし木喰上人の勉強です。

   ここでは、寺無く、宗派無く、日本全国2Kmの廻国の旅をし93歳で生涯を閉じた

木喰上人の生き様を勉強しました。

勉強が済んだ所で、館長さんに館内を案内していただきます。 

 館内には、仏像は少ないですが、貴重な資料が多数、陳列されていました。 

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