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「山路来て、なにやらゆかしすみれ草」の芭蕉の句碑は、玉骨道人と山田平蔵の合作によるものだそうです。

入り口に有った庚申さま。
唐櫃石古墳:光苔

光苔がきれいになった、という事で近くの唐櫃石古墳に見に行くことになりました。

  入り口には、新しい案内板も出来ていました。   

古墳へと行く道は、鎌倉街道だそうですが、ちょっと細い道でした。 

先生が入り口の鍵を借りてきて下さったので格子に邪魔される事なく、光苔を鑑賞出来ました。

 この古墳の特徴であるベンガラの赤い壁とも良く似合いました。  

佐久の岩村田に、日本で最初に光苔が発見され、国の天然記念物に指定されている所があるそうですが、

そこより見事ではないかという事でした。

今回参加された会員の方で、古墳めぐりは始めての方も居られたので

急遽近くにある姥懐古墳も見学することになりました。

姥懐古墳:

再び鎌倉街道に出て下諏訪方向へ向かいます。

 ホソバウンラン。 道端の秋の花を探しながらの道中です。 

古墳の入り口に羽蟻が居ました。   

羽蟻はメスで、交尾が済むと自分の玉子を産む所に行って、羽をこすって羽を取ってしまうのだそうです。 

 その方が玉子を産むのに邪魔にならないのかな?

この姥懐古墳は、唐櫃石古墳と同様に横穴式石室による終末期古墳だそうで、

この古墳は天井・石積み等、諏訪地方で最も立派な古墳だそうです。

今日も盛り沢山の見学を済ませ、昼にはマリオさんに着くことが出来ました。 

 昼食はマリオさんで用意して下さった特別メニューで、今回はお洒落な和風のお弁当でした。  

  前回の旅の写真を広げての話やら、次回の旅の話やらいろいろ話も盛り上がり

無事に今日の旅もおひらきになりました。   

   
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