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お堂の入り口にある杉の大木。

諏訪郡で最大の杉だそうで、樹齢は200年以上たっているそうです。   岡谷市天然記念物。

お堂の脇には、土俵がありました。   

毘沙門天は軍神だそうで、今でも822日の例祭には、

力士は伊那や他部落の者も集まり奉納相撲が行われるそうです。

毘沙門天は奥の厨子の中。   等身大とあるのでかなり大きい像の様です。

法輪の軒飾りがありました。

法輪は、古代インドの投擲武具だそうで、教義を表しているそうです。

広場の横に、宗良親王碑、毘沙門天石像、念仏徳本の碑が並んでいました。  

 毘沙門天は、上杉謙信の守り神でもあるそうで、

来年は大河ドラマで賑やかになるかもということでした。

   毘沙門天は、四天王の一人であり、四天王としての時は多目天、

独尊像の時は毘沙門天と呼ばれるそうです。  

 七福神の一人でもあるので、大国主命の子供でもあるのかな。

横山先生の自然観察教室:

 
   

最初の講義は、アカツメグサとシロツメグサの違いです。 

 葉の位置が根に近いのがシロツメグサ。

アカツメグサの白花変種もありました。

毘沙門堂の大杉の下には杉の花が落ちていました。 

 小さな茶色いのが、雄の花で花粉症の元だそうです。 

 黒く大きい方は雌の花。

ヤマトクロアリ。     アカヤマアリ。

境内に大きなアリが歩いていました。  

ヤマトクロアリだそうで、64(ムシ)になると出てくるそうです。 

 近くに、それよりもちょっと小さいですがかなり大きなアリがいました。 

 胴の部分が赤く、アカヤマアリだそうです。  

 天気になると出てくるそうです。

新倉観音堂:    
街道を歩いて新倉観音堂へと向かいます。      

ここの観音堂には、木造の聖観音立像が祀られているそうです。 

 牛伏寺の観音様と同じ木で造られたものだそうです。  

 室町時代の作だそうで、御開帳は60年に一度だったそうですが、

来年からは毎年の御開帳になったそうです。 

  天竜川に漂着したものを祀ったと言われているそうです。

堂の前に古いシダレ桜がありました。  

 仏像をお堂に安置した時に植えられたといわれているそうです。 

  又この木は神代桜とも呼ばれ、木曽義仲手植えの桜との説もあるそうです。 

  義仲手植の方が、情緒がありそうですね。   岡谷市天然記念物。

観音堂の裏には、庚申塔が沢山並んでいました。  

 その中に諏訪では一番古いのではといわれる、青面金剛がありました。  

 庚申待の本尊だそうで、一面六臂の神様でした。  

 山王権現の従者の鶏が2羽、その下には何故か3猿ではなく、

青面金剛の従者の猿が2匹だけ彫られていました。

   
 
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