2/3

 

 

トリアシショウマ。

一本の茎でスッと伸びているのは、オニゼンマイだそうです。  

 コバイケソウの花の白は純粋な白に近いそうです。  

また、鹿も嫌うようで元気に芽を出していました。   

 ニッコウキスゲとコバイケソウの白い花のアンサンブルを見るにはもうしばらくかかりそうです。

 

 

キジムシロ。

ハバヤマボクチ・蕎麦のつなぎとして使われるのは、オヤマボクチでこのあたりには無いそうです。

木道をしばらく行くと、下諏訪と上諏訪の境に出ます。   

 このあたりは、江戸時代には男女倉から湿原を通り普門寺にいたる街道が通っていたそうです。

向かいの丘の方に緑の牧草地が見えます。  

 オーチャードグラスだそうで、15年ほど前までは牛を飼っていたのだそうですが、廃止になったそうです。 

  しかし未だに元には戻っていないそうです。

御射山ヒュッテの近くまで来た所でカッコウの鳴き声を聞きます。 

  カッコウは豆撒鳥とも呼ばれるそうで、豆撒きの始まる515日を過ぎると鳴き始めるのだそうです。

   カッコウは、ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチとともに託卵を行う鳥だそうで、

モズ等に託卵する時は卵の二っある巣を狙い、1個を巣から落として自分の卵を産むのだそうです。

 雛は20日ほどでかえるそうですが、カッコウの方はモズより1日早くかえり、

雛はもうひとつの卵を巣から出して、親鳥の餌を独り占めして育つのだそうです。

御射山神社:  

まずは神社にお参り。

観覧席の跡を見ながら、御射山神社の説明を先生にしていただきます。  

 御射山(守屋山)は諏訪大社の元となるご神体で、後に上、下社に分かれここの御射山神事は下社が、

上社の神事は原山で行われたそうです。

近くを流れる小川で、ヤマアカガエルの卵を見つけました。   

 そこでさっそく水生動物の勉強です。

神社の前には、大きなヤマナシの木が花を付けていました。

 ズミの方は、ヤマリンゴと言われるそうです。

   
   
   
目次へ・・・次ページ・・・・戻る