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第五十四回自然と歴史探訪［諏訪のお寺巡り�F］

屋根や軒の梁等、歌舞伎の舞台の様な造りの本堂。　

今回のお寺巡りは、岡谷のお寺です。　　　最初に訪れたのは、堀の内にある広円寺です。　

　　下諏訪側から行くと、横川の橋を渡りちょっと行った所に広円寺はありました。　　　

昔は、横川を挟んで、西側のこの辺りは西堀村と言った様です。　　

境内を入ると、入り口には、岡谷の篆刻作家の八幡郊処氏による、広円寺の看板に招かれて、

本堂の中へと通していただきます。　　

　本堂入り口の木鼻。　　牙があるので象鼻かな。

本堂には、御住職さんも待っておられ、さっそくお寺について説明をしていただきました。　　

　　当寺の開山は安土桃山の時代に遡るそうですが、その後火災にあい、現在の建物は幕末期に

なって立川流三代・富重によって造られたものだそうです。　　　

　堂内の部屋の間仕切りを開けると、歌舞伎舞台になる様に造られているそうで、

昔はここで歌舞伎も行われたのだそうです。  

まずは、ご住職にご挨拶、あまり話しは好きではないとおっしゃるご住職に、説明をしていただきます。