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河童橋:  

 
   
 

山をひゅうひゅう鳴らすヤマナラシ。 

田代橋に着いたところで、時間は9時ちょっと余裕があるということで、急遽河童橋まで

出かけてみることになりました。  

マリオ倶楽部の念力か、天気もだいぶ回復して、橋からは、明神岳も薄っすらと見える様になってきました。

途中は横山先生の解説を聞きながらの行進です。

 

 

焼岳もちょっとだけ見えるようになってきました。  河童橋に向かっていざ出発です。 

   ウエストン碑の脇を通って、右岸の除雪された道を河童橋へ向かいます。

河童橋が近づくころには、六百山もすっかりと顔を出してきました。

除雪された道はまだまだ続きますが、川原に近くなったところで道をはずれ、

雪の壁を乗り越えて河童橋へと向かいます。  

ついに河童橋に到着、お疲れ様でした。

岳沢はまだガスの中。  しかし、明神、焼岳は多少見えてきました。 

 
 

ガスの岳沢に見送られ、ここから一挙にバスの待つ釜トンネルまでの下山です。  

バスの待つ時間も近くなってきたので、休む間もなくの出発となりました。  

帰りは、左岸の道も除雪されていたので、この道を帝国ホテルへと向かいます。

期待した帝国ホテルのコーヒーも、閉鎖の為断念、ただひたすら下ります。

 
   
帝国ホテルを過ぎてからは、除雪道は田代橋を渡り雪崩の無い右岸を大正池へと下ります。

途中は見え出した山並みを楽しみながら、ひたすら下ります。

除雪された道は、大正池の取水口のところに出ます。   

もう少しで、穂高も顔を出しそうですが今回はここまで、山ともおわかれです。

釜トンネルの旧道。 新トンネルの入り口は、もう少し手前にあります。

バスはすでに、入り口に待っていました。   

トップに着いた人は15分遅れの1145分ぐらい、私の到着はさらに10分遅れの1155分ぐらい、

最後の組も1215分ぐらいには、全員無事の帰還となりました。   

トンネルの川向かいには、塚原ト伝の湯というなんとも由緒ありそうな湯がありました。   

入湯は今度の楽しみとして、まずはシシ鍋へ。  

今日の昼食は、2時過ぎと下山した身にはちょっと遅めの食事でしたが、

シシ鍋会にだけ参加された方も合わせて、賑やかに開演です。  まずは、無事の下山を祝って乾杯です。   

その後は、さっそく今日撮った熊沢さんの力作をスライドで見せていただき、話も一段と盛りあがりました。 

思いがけず、冬の上高地を堪能ざせてくださった、横山先生とマリオさんに感謝いっぱいの一日でした。

 

   
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