第三十四回自然と歴史探訪飛騨高山・円空仏を訪ねて

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飛騨の名峰笠ケ岳。

 

 
醫王山飛騨国分寺:高野山真言宗

  山装うの季節、彩られた渓谷沿いに一路高山へと向かいます。    

  紅葉は稲核のあたりが見ごろで、そこを過ぎるとすでに葉を落とした木の混じる山肌が続きます。    

  安房トンネルを抜けると、飛騨の名峰笠ケ岳が白い装いで我々を迎えてくれます。    

  今日も快晴すばらしい旅になりそうです。     

  峠からはさらにちょっと上り、そこから先は高山へと道をどんどん下っていきます。     

  そして再び紅葉が見ごろとなった頃、高山市内へと入ります。    

  最初に訪れたのは、飛騨の国分寺です。  

 本堂(薬師堂)   

  バスは山門の前に横付け、山門脇の六地蔵が迎えてくれます。     

  現在の建物は、天平の国分寺跡に建てられたものだそうで、室町時代に建てられた本堂、

  飛騨地方唯一の三重の塔、安土桃山時代の鐘楼堂等があります。     

  又境内の中央には、樹齢1250年といわれる大銀杏の木がそびえていました。

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