第十五回自然と歴史探訪横山さんの山野草教室

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横川の割石(泣き石)  

今日は生憎の天気となり、山で山菜を取ってきて、マリオさんに帰ってそれを天ぷらにしていただこう、  

と言う事になりました。      

そして今にも雨が落ちてきそうな空の下、バスにゆられて一路横川の上流 へと向かいました。    

最初に訪れたのは、『横川の割石』でした。     

そこで、さっそく由来につい ての説明を横山先生にしていただきました。

大きな安山岩が二つに割られていました。   

石にはいくつもの大きな矢の跡が残っており、長年かけたが人間の手では割れなかったそうです。  

 そこで藁を燃やし、水を溜めて蒸気の力で割ったとの事です。

石の上には、横川山の守り本尊として観音像がまつられていました。   

守屋貞治の高弟の作だそうです。

そこからバスでさらに上流へ向かいました。   

さあ、ここからが山菜取りのスタートです。

各人袋をいただき、天ぷらの材料を求めてさらに上流へと向かいました。

幸いなことに雨は落ちてこず、周りの新緑を流れる雲のゆったりした動きも、春を感じさせるながめでした。

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