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第六十一回自然と歴史探訪花桃と塩田平探訪

武石村・余里花桃の里:

今日の予定は、立山大谷雪の壁ウォークということで、いつもよりちょっと早い730の出発です。 

   現在の天気は快晴。   しかし、予報によると今日は天候が崩れるということで、

出発前に急遽バスの中で予定変更の協議になりました。    

 大町の方は9時頃から天気が崩れ、目的の室堂のあたりは12時ぐらいの到着となると、

雹が降りだすかもしれぬという事で、とりあえず立山行きは中止、

今日は横山先生お任せのミステリーコースの旅となりました。  

 快晴の中、一路バスは和田峠へと向かいます。   

 途中新緑の斜面の白く咲く、カスミザクラ、ちょっと赤味のあるオオヤマザクラを見ながら峠を越えると、

山の景色もがらりと変わり、雑木の鮮やかな新緑の山並になります。  

  この景色は諏訪には無いものだそうです。   

 狐坂に笑坂の話し、長久保の左右の山際に立つ小屋の話等を横山先生からお聞きしているうちに、

バスは依田久保の信号の先から国道と分かれ、武石村へと向かいます。

どうやら最初の花桃の里は武石村にある様です。  

横山先生が5月4日に来られた時は満開で見事だったそうですが、

今回はちょっと遅かった様で散ってしまった木が多かった様です。 

 それでも、途中で合った花咲じいさんに様子を聞いて、

部落はずれのかなり標高の高い所まで上ってバスを降りしばらく散策することになりました。

花桃の木は、2000本はあるそうで、もともとは90歳になるオバーサンが

移植をしたのが始まりだそうです。

今では、村の人達が総出で移植やら、手入れをしているそうです。 

  花は部落の上と下ではちょっと時期がズレますが、428日ぐらいから見ごろとなり、

523日ぐらいが一番の見ごろだったそうです。

途中に、花桃の古木がある民家がありました。  

 ここが、移植を始めたオバーサンのうちかもしれません。

大きな熊蜂が、まだ残っている花にやってきます。  

 頭の黒いのは雌だそうで、こちらは刺すそうなのでご注意を。 

 

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