■ソニートリニトロンモニター PVM-9040 改造への道のり4

毎日数時間コツコツ作ってきましたが、あとは配線をすれば完成します。


液晶パネル裏側にある制御基板に今まで作った
ケーブルを配線します。

モノラルスピーカーや電源スイッチなども制御基板へ配線。
長かったケーブルは短く作り直ししています。

液晶基板に付属していたACアダプターに厚手の
両面テープを貼付けてケース底へ固定します。


ケースを組立てた後にRGB・ビデオ等の配線をしました。

タイラップを使ってケーブルが邪魔にならないように工夫を・・

全ての配線が終わりました。これで完成!

最後に動作チェックを・・・


上記のリモコンでモニターの操作が可能

RGB入力の動作チェックを・・・
RGB以外にもビデオ、S端子入力や
音声入力、バッテリー駆動、AC駆動など
全ての動作チェックしてみましたが、
問題なく動作しました。

あと、記念撮影をすれば本当に作業が終わります。

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▼完成▼


スタンバイ時は赤いLEDが点灯します。

奥行きも半分程度で重さは2.5Kg程度です。

背面も入力端子が増えてカッコ良くなりました。


横から見るとこんな感じです。(バッテリー装着)

逆側の横から見るとこんな感じです。(バッテリー装着)

操作パネルも本物っぽくなりました。BIASの「R」の穴はリモコン受光部です。
GAINのR/G/BとBIASのG/Bは半固定抵抗で回せますが何も機能しません。

ボリウムツマミはVOLUME(音量)とBACKLIGHT(冷陰極管の輝度)は
動作しますが、それ以外はダミーで何も機能しません。

バッテリーの交換は装着したままでも可能です。


ACアダプターを内蔵したことで直接コンセントに接続可能に・・

無反射タイプの液晶パネルの購入は正解でした。
高輝度で綺麗に映りました。

バッテリーでの駆動時間は実測していませんが、
バッテリー駆動時はバックライトが多少暗くなるよーにしてあります。


カラーバー発生器でMONOSCOPEパターンを表示
それなりの解像度で綺麗に映っています。(電源ON時はLEDは緑色)

カラーバーも表示させて色合いの最終チェック
ケースに収納したことでモアレっぽいノイズも無くなりました。

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ソニートリニトロンモニター PVM-9040 改造完成

完成度には満足しているものの、何に使うか用途が決まっていなくて
ただ単にトリニトロン管を液晶パネルに交換してみたかっただけで
数週間コツコツと製作していました。

製作費用 約17,500円
(壊してしまったバイスの金額も含んでいます)

自己満足度★★★★☆

更に製作意欲が沸けばバックライトLEDをチャレンジしてみたいですね。

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