■SONY NPA-10000を貰うまでの道のり

家庭用ビデオカメラDCR-VX9000用に別売りパーツとして販売していたバッテリーケース(NPA-10000)だけが、
どうしても欲しくて知り合いのDCR-VX9000所有者に代替品を作ってタダでケースを貰う計画を実行します。


3本のバッテリーが収納できるケース
SONY NPA-10000 定価15,750円だったらしい


写真は業務用版 DSR-200 本体後に装着されているモノが
同等品のNPA-10000のバッテリーケース

トリニトロンモニター風、液晶モニターを製作する関係で
どーしてもバッテリーケースが欲しかったので、
丁度良いサイズを探していたらNPA-10000の存在を知りました。

ただ、価格的にも高かったのと古いので入手も困難なので
知り合いがカメラを持っていることは知っていたので
お願いをして譲ってもらうことにしました。

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▼電源ケーブル製作▼

VX9000の所有者は昔と違ってビデオカメラとしては使用することが無くなって、
フルカセDVテープの内容をダビングする為の再生機としてカメラを利用しているだけなので
今はバッテリーよりACアダプターのほうが実用的らしいので、
バッテリーケースの代わりにACアダプターを作って交換してもらうことに・・・


NP-55等を充電をする為のむか〜しのACアダプターを利用します。
ACC KIT-TRX もう今だと全然使い道がありませんしねぇ〜

CCD-TR55等のバッテリー部分に取付けるアダプターを
Lシリーズの形状に変更します。


ケースを分解してケーブルとフタ側のみ利用します。
内部の基板は全て取外して利用しません。

Lシリーズとは多少寸法が違うので
ハサミでカットしてサイズを合わせます。
写真右のNP-500は分解して接点部を利用します。


分解したNP-500の接点側のフタと
ケーブル付きアダプターと合体させます。
そのままではVX9000に取付けができないので
一部切れ込みの加工をしました。

ケーブル側はこんな感じです。
接着剤で固定して一体化しています。
ちなみに、NP-500バッテリーは寿命で
捨てよーと思っていたモノを利用しました。


加工中の写真を取り忘れてしまいましたが・・・ 何とかLシリーズ用ケーブルの出来上がり

ACパワーアダプター AC-V30のDC端子に接続して完成


VX9000にパチッと装着

AC-V30のDC出力が7.5V/1.6Aらしいので
VX9000のバッテリー残量表示が
フルにならないのは仕方がありませんが、
特に問題なく、再生や撮影はできました。
  
もし、バッテリーを利用したい場合は
ケースがなくても直接取り付け出来る構造なので
まぁ、問題ないでしょうね。

製作予算は、0円でした。

VX9000側にDC端子があるので、その端子を利用すればバッテリー風のアダプターは作らなくても良いのですが、
DC端子が特殊なので入手できないのと、部品で手配しても勿体無いので今回はバッテリー風にしてみました。

これで、NPA-10000バッテリーケースをゲットできました。