■NEWコムリンク製作への道のり7
想像以上に作る工程が多くて全然完成しませんが・・・ コツコツと細かいパーツを作りたいと思います。
▼プッシュボタン(押しボタン)の製作▼
店頭やネットで似たプッシュボタンを探してみたものの、そんなに運良く見つかることもなく自作することにしました。
ホームセンターで購入した、ステンレスネジとパイプ |
外径2.6mm 内径2.0mmの理想的なステンレス丸パイプです。 |
↓
ダイヤモンド刃でステンレス丸パイプをカットします。 |
2.5mm〜3.0mmの長さで数パターン作ってみました。 研磨して丁度良いサイズに調整します。 |
↓
棒ヤスリで希望のサイズに近づけます。 まだ、細かいキズが残ってますが・・・ |
リングを試しにコムリンクに取付け (実験作業中は失敗作のコムリンクを利用してます) |
押しボタン部分はネジをカットして使う予定でしたが、 太さ2mmのネジは実際には2.1mmあって使えませんでした。 |
↓
ネジが駄目だったのでボタン部分は材料を変更します。 廃材から取出した2.0mmのステンレス棒をを利用 |
PCBカッターを使ってステンレス棒の左右を 4mm程度の長さに切ります。 |
↓
カットしたステンレスの棒をヤスリで削りたいのですが、素材が小さくて手で持てないので、
余っていたベーク板を加工して研磨用のジグを作ります。
ベーク板の厚みを調整して穴あけ加工をしました。 |
2mmの穴にステンレス棒を入れます。 |
棒ヤスリでステンレス棒の長さを調整します。 |
↓
長さ調整したステンレス棒と、研磨済みのリング |
リングとステンレス棒を合体させるとこんな感じです。 |
超小型タクトスイッチと組合わせて使用します。 |
ステンレス棒をヤスリで削った時のバリを取らなかったことで、リングから棒が抜けなくなる構造が簡単に作れてプッシュボタンの構造が完成しました。
(当初の予定ではステンレス用ハンダでステンレスの棒に突起物を作る予定でしたが、バリで同等の役割を果たしました。)
↓
試しにコムリンクケースに取付け |
左が今回製作したプッシュボタン、右が本物のプッシュボタンです。 結構、似たサイズに作れて満足しています。 |
|
|
↓
▼送信基板製作の続き▼
押しボタンパーツが完成したので、それに合わせて基板側の小型タクトスイッチをハンダ付けします。
送信基板と一緒に作ったタクトスイッチ固定用基板です。 |
コムリンクの高さや幅に合わせて基板をカット後に 小型タクトスイッチを2個基板に半田付けしました。 (写真は、2個分の部品です) |
↓
同時に2個づつ作っています。 |
先ほど作ったスイッチ基盤を送信基板に L型状態で半田付けして固定します。 このままだと、強度的に問題があるので これで、トランザムのキーロックと解除の |
↓
トランザムのトランクオープン用のスイッチを 送信基板裏側の隅に半田付けします。 |
何度もスイッチの位置調整をして ベストポジションを見つけました。 |
↓
元々、AMラジオの周波数変更部分だったツマミを回転式のスイッチに変更します。
ただ、試行錯誤の段階で最適な方法が見つかっていなかったりします。
回転する部分を加工してスイッチが ON/OFF出来る仕組みにします。 |
横固定タイプのタクトスイッチです。 超小型タイプですが押すとクリック感があります。 |
回すとONになるように試行錯誤しています。 まだまだ、改良の余地ありですね。 |
↓
▼充電池と充電コイル取付け▼
この作業が終わると送信が可能になります。充電時間や充電池での動作期間も気になります。
充電用コイルのスペースを確保する為にメイン基板を多少カット |
今回使用する充電用コイルと充電池です。電池は足を加工済み |
↓
充電池を基板に半田付け。 パターンに触れないように絶縁などの処理もしています。 |
コムリンクケースに基板を入れて、電池の位置確認中です。 |
後日、充電用のコイルを入れてから充電実験して、プッシュスイッチの高さ調整など、細かい作業をします。
------------------------------------------------------------------------------------------------------