■トランザムのメンテナンスなど・・・ (2013.04)

ナイト2000風の1988年製トランザムは、この1年間で200km程度の走行距離だったりします。
毎日、駐車場で待機(お休み)している状態で、25年間の総走行距離も3万9000kmです。もっと走らないと勿体無いのですが・・・
未だに中途半端な改造をしているので、何かと走るタイミングがなかったりします。

▼カーバッテリー交換▼

走らないのでバッテリーが極端に放電をしてしまって、テスターでカーバッテリーの電圧を調べたら2Vでした。
原因は、実験中の自作基板が地道にカーバッテリーを消費させていたようで、PIC(自作基板)が動作出来る最低電圧の2Vまで低下していました。

ここまで低下してしまうと、バッテリー充電器で充電してもエラーになってしまったので、新品のバッテリーを購入して交換することにしました。


バッテリーが、ちょこっと置くに位置してますが交換は簡単です。

INDIGOバッテリーは活躍の場が少なかったです。

←これは2年程度で寿命になったカーバッテリー

近所のカーショップを3〜4店舗
うろうろ探してみたが、
輸入車バッテリーの在庫がなく
最終的にはネットで購入しました。

BOSCH US Power Max UPM-75

13,000円程度で購入

むか〜しに比べると1万円くらい
安く購入できました。


これが今回購入したBOSCH製のUPM-75です。

旧バッテリーを取外し後に同じようにバッテリーを取付けます。

バッテリーには取っ手があるので交換が楽です。

エンジンの掛かりも良くなって、これで安心してドライブが出来ます。

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▼タイヤパンク▼

数ヶ月前からタイヤが1回転すると「カタっ」と音がしていたものの、石だと思って気にしていませんでしたが、
空気圧をチェックしていたら錆びた釘が刺さっているのを偶然見つけました。


右側のリヤタイヤに1本釘が刺さっていました。

ジャッキアップしてタイヤを取外し


ペンチで抜いてみると、タイヤからシュ〜っと空気が・・

パンク修理キットを使って修理してもらいました。

ビーフジャーキーみたいな茶色い物体を専用工具を使ってパンクした穴に押し入れて、はみ出た部分をニッパーで切って修理完了でした。
う○ちみたいな物体がタイヤにくっ付いているのが、カッコ悪いですが・・・ これで問題無く走れそうです。

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▼ショックアブソーバーの交換・リヤ編▼

ずーーっと前からクルマの乗り心地が悪く、ちょっとした段差でも痛く感じていたのでショックアプソーバーを交換したかったのですが、
走れないワケでも無かったので後回しにしていたら10年以上経過していました。
パンク修理した際にショック交換出来ないか構造を調べていたら、何とか自分で交換出来そうだったのでチャレンジしてみることに・・・


必要なパーツが同梱されていたので助かりました。
今回購入した、ショックアブソーバは、
MONROE 5867ST (トランザムリヤ用)です。

2本セットで23,000円程度で購入しました。

先ずは、交換が簡単そうなリヤ側から
作業を開始してみます。

数年前に購入したリペアマニュアル本を参考に取外しするポイントを予習してからショックアブソーバーを交換します。


ジャッキアップ後、交換に邪魔なタイヤを取外します。

もう1個のジャッキをアーム部分に取付けておきます。


硬くなっている下側のナットを外します。

後部座席周辺の内装を剥がすと上部のナットがありました。

結構簡単に取外しできた、古いショックアブソーバー


新しいゴムパーツを使ってナットで固定します。

下側もネジ止め完了
リヤ側のショック交換は
特に専用工具がなくても大丈夫でした。

ジャッキを2個用意することで、
重い部品を持ち上げることなく
それなりにスムーズな作業が出来ました。

初めてだったので2時間程度の
作業時間でした。

▼ショックアブソーバーの交換・フロント編▼


箱の写真と全然違うので
中身を見るまでは、ちょっと不安でした。

リヤに比べると、ちょっと面倒そうな
フロントの交換作業ですが、
リペアマニュアルを参考に交換してみます。

フロント側のショックアブソーバは、
MONROE 71728ST (トランザムフロント用)

2本セットで33,000円程度で購入しました。

作業的にはリヤもフロントも似たような感じでしたが、フロント側のショックアブソーバー交換は所有している工具ではナットが硬すぎて
緩めることが出来なかったので、板金屋さんの工具を借りて作業をしました。プロの工具はやっぱり良いですね。


タイヤを取外しても邪魔なパーツが沢山ありました。

ボンネット内にナットがありましたが、錆び錆びでした。


ブレーキホースを固定しているパーツを外してから
ショックアブソーバー用の2個のネジを外しました。

2個目のジャッキでちょこっと持ち上げてから・・

ネジ穴の位置を合わせて、ネジを差し込んでナットで固定しました。


ジャッキアップされている最中のトランザム
フロント側は、準備に手間取って1時間半程度の作業時間でした。

ショックアブソーバー交換後に、ちょっこと走ってみましたが、
道路の細かい段差での振動が吸収されて乗り心地が向上しました。

作業スペースと時間があれば自分で出来る
メンテナンスもありそうなので、今後も続けたいと思います。

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