新・ダッシュボード製作への道のり2 (2012年10月〜)

▼ブラウン管風の液晶モニターの製作の続き▼

先日、FRPでベタベタになったブラウン管は諦めて、数年前に新品で購入した同等の10インチブラウン管テレビを
渋々、ブラウン管風液晶モニター用の部品として利用します。(1時間も使用していないテレビを壊すのは、ちょっと勿体無いですが・・・)


既にダッシュボードに取付けされている管を外します。

前回と同様に邪魔なパーツを取外しします。

養生テープをしてからガラスを割ります。

前回は、ガラス部分をトンカチで割ったのは失敗だったので、今回は丁寧にガラス用ディスクカッターをドリルドライバに
工夫しながら取付けてブラウン管をカット出来るかチャレンジしてみます。


ドリルの先端にカッターをネジ固定します。

水を与えながら地道にガラスをカットします。

時間は掛かりますが綺麗にカット出来ているようです。


画面部分と後部分が綺麗に分離成功しました。

後部分も割れずに分離できました。

カットした部分は怪我をしない程度の表面になりました。


内側の銀幕を水で洗い流します。

洗浄剤を使って更に綺麗にします。

透明度の高いガラスパーツが出来上がりました。


時間を費やしましたが、奥行きが短いブラウン管が出来上がり〜

8インチの液晶パネルが内側にスッポリ入ります。


8インチ液晶パネルを表示させた状態で・・・

上からブラウン管のガラスを置いて・・・

更に枠を重ねるとプラウン管っぽい感じになりました。

映像を表示させて見ると液晶パネルの角の部分が何かブラウン管っぽくないので、カッティグシートを使って枠を作ります。


角の部分を丸く強調したシールを作ります。

こんな感じに枠と同じくらいに丸くしました。

液晶パネルに貼るとこんな感じに映ります。


試しにダッシュボードにガラスを取付け

液晶パネルも取付けて電源ON!
ブラウン管のガラスの厚みがある関係で
どうしても液晶モニターの画面が奥に映ります。

透明度の高い樹脂の流し込みも考えましたが
硬化中に液晶パネルがダメになっても困るのと
失敗した時の代替パーツが入手困難なので
今回はガラス部分に液晶を固定するダケの
方法にしました。それでもパッと見では
ブラウン管っぽく見えるようにはなりました。

当然、ちょっとくらい表面を叩いても
大丈夫な強度になりました。
(液晶パネルと比べて)

後日、液晶パネルのバックライト制御基板を作ります。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

戻る