■ガルウイングステアリングホイール加工への道のり2
大袈裟かも知れませんが、8年間どーしよーかと悩み続けた、ステアリングハンドル取付け時の「穴」の処理・・
ステアリングハンドル購入時に隠しフタ(単なる台形のアルミ板)が付属していましたが、
どーしても使いたくなかったので、ハンドル部分の「穴」を隠す方法は後回しにしていました。
特に難しい問題でも無かったので誰にも相談せず放置状態でしたが・・ 偶然良いパーツが市販されているのを見つけました。
ホーンボタンは既に作ってあるので、真ん中の穴は邪魔ですねぇ〜 |
←この状態で数年間運転していましたが・・・
早く塗装しないと、一生完成しないと思われるので、 ガルウイングステアリングホイールの中心にある穴は |
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ステアリングハンドルを取外し出来る構造はF1中継などを見て知っていましたが、
それを自分の車に応用しようとは一切考えていませんでした。
これが悩みを解決してくれると思われる、 ワークスベルの「ラフィックスII」 |
ボールロックシステムでカチっとハンドルが固定出来るようです。 購入金額は28,000円程度でした。ブラックバージョンを購入 |
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合体させるとこんな感じです。 コレは作るより買うのが正解な商品です。 |
内部には「ホーン用」の接点が2個あります。 これでハンドル交換時も楽になります。 |
ステアリングハンドルが特殊なので、そのままでは利用できませんので、多少加工をします。
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▼ラフィックスII側の加工▼
普通だとロック機構の付いているパーツ側をステアリングハンドルに取付けるのですが、
ナイト2000のガルウイングステアリングは正面からネジ止めをすることが不可能なので、
一般的に使い方と逆にパーツを取付けて回避させようと思います。
本当はステアリング側に取付けるパーツですが、 車体側へハンドルボスとセットで取付けます。 |
ナットをロックする為にソケットレンチを通したいのですが、 ナットもレンチも穴が小さくて無理なので加工します。 |
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ラフィックスIIからパーツを外して穴を大きくします。(写真右側のパーツ) 写真左側のナットとソケットレンチより穴を大きくします。 |
リーマーを使って穴を大きくしようと思いましたが無理でした。 部品を掴んで回そうと思っても手が痛くなるだけでダメでした。 |
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機種は忘れましたがゲーム機のコントローラー部分の残骸を利用して、 パーツをネジ止めして持ちやすくしてから加工を再開しました。 |
棒ヤスリやリーマーを使って希望に近い穴の大きさまで 広げることに成功! 最終研磨をして ソケットレンチが入る穴になりました。 |
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▼ハンドルボス部分の加工▼
GM用ハンドルボスも固定方法を変更するので多少加工をします。
昔、製作を断念したGM用のハンドルボスが そのままあったので、コレを再利用します。 |
下の部分が欲しいので、余計な部分はカットします。 ノコギリだと大変なのでワイヤーカッターを利用 |
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こんな感じに余計な部分をカットしました。 |
更に、突起物をクネクネしながら折りました。 |
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数年前に加工が面倒で挫折した部分の 加工の続きをフライス盤を使って再開します。 |
ハンドルボスの円周を小さくしたいので、 荒削り用のエンドミルを使ってコツコツと削ります。 |
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あと、もう少しで丸く削れる予定が・・・ |
フライス盤から煙が出て壊れました。 |
長時間負荷を掛けすぎたようで、内部の抵抗部品が焼けて ケース内から白い煙がモヤモヤと出てきて 回転しなくなってしまいました。悲しい〜 |
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モーター部分を分解開始 |
抵抗を交換しても回転しなかったので半田面をチェック中 |
一部半田不良を見つけて半田付けしたら・・・ 直りました。 |
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安かったので買っておいたディスクグラインダーが やっと役に立つ日がきました。 近所迷惑な大きな回転音で深夜には作業は無理ですね。 |
グラインダーを使って削った部分をピカピカにしました。 数年前にしたかった作業が、やっと終わりました。 |
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ラフィックスパーツを固定する為の穴を開けます。 |
5mmの穴を6個穴あけが完了 |
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今回は皿ネジを利用したいので隠れる程度に凹みを作ります。 |
こんな感じに6個の凹みも完了 |
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ネジを使ってラフィックスと合体 |
試しにトランザム(車体)に取付けしてみました。 |
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苦労して穴を大きくしたのでナットで止めることが可能に・・・ |
こんな感じに工具を使って、ガチっと固定ができました。 |
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ナイト2000ハンドルは未改造なので 普通のハンドルを仮取付けしてみます。 |
本当は取付け方法が逆ですが・・・ 問題なく機能しているようです。 |
ハンドルの中心が合っているか、このステアリングハンドルで 仮走行してからナイト2000用のハンドルを改造します。 |
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▼ガルウイングステアリングホイール側の加工▼
実験走行でステアリング側は問題ありませんでしたが・・・ トランザムの調子が悪くエンジンエラーが出てしまいました。
何年経っても調子の悪い車で困りますね。山の頂上でエンジンが掛からなくなるとは、最悪でした。
トランザム側は後日何とかするとして・・・ ステアリング側の金属加工を開始します。 |
ノコギリでコツコツ・・ コツコツ・・ コツコツ・・手動でカットです。 金属の厚みがあるのでカットするのに苦労します。 |
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あと、もうちょっとでカット出来るのですが体力が・・・ |
刃物を交換したりして何とか不要な突起物がカットできました。 |
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グラインダーで研磨をして金属の表面を出しました。 何だか錆ている部分も見つけたので錆取りもしておきました。 |
金属部分と樹脂の部分に穴あけをして 5mm程度のネジ山を6箇所作りました。 |
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丁度良いネジが無かったので仮取付けですが・・・ こんな感じにステアリング後にパーツをネジ止めしました。 |
ワンタッチでステアリングハンドルの取付けが可能になりました。 取外しの時は安全ボタンを押しながらスライドさせて ステアリングを引張ると外れます。安全設計らしい。 |
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これで、中心の穴は塞いでも 何も困ることがなくなりましたが、 改造したことで、ラフィック内のホーン用の 接点が無くなってしまったので、 後日、改善する為の工作をします。 まぁ、そんなことより |
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