■腕時計型キーレスユニット製作2への道のり 3 〜コムリンク〜(Keyless unit & Clock)

▼充電回路基板小型化▼

全ての基板が出来上がったのですが、当初の予定より(スタンド)に入れるパーツが増えてしまったので
非接点充電用の整流基板部のみを半分程度のサイズに小さく作ることにしました。


これが元々の基板です。
この程度の部品点数なら小型化できそうです。

 

 


半田吸取り網を使って部品を全て取外ししました。


基板サイズを小さくして部品の高さを低くしてみました
 


裏側はこんな感じ
結構スッキリとした配線(半田付け)ができました。


元々の基板と比べると半分程度に小さくなったので
これで、追加する予定の基板のケース内は入りそうです

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100円ショップは時々見に行くと楽しい発見があります
100円ショップ「ダイソー」で見つけたグッズ

基板製作には何かと役に立ちそーな工具です。
1本100円で5種類売ってました。
買った当日から活躍したのは「「フォークツール」と「ナイフツール」でした。

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▼コムリンク・ツマミの製作▼

コムリンク(腕時計)の原型は「ラジオ(AMラジオ)付きウォッチ」で、その上にシールを貼ってあるだけっぽく
左側のツマミはAMラジオの周波数チューニング用だと思われます。今回は、そのツマミ部分を作ります。

 


6.3φヘッドフォンメスのパーツを調達

 


この先っぽのキザキザが欲しかった


三角ヤスリを使ってギザギザな部分をコツコツ研磨


更にギザギサを多くしてみました。
 


まぁまぁなカタチになったので
ヘッドフォンメスから先っぽだけ切断


現在製作中のコムリンクと合体
うぅ〜ん、似ているかなぁ〜??

▼表面実装ICの動作実験&書込み用パーツ製作▼

最近は表面実装タイプのICを利用することが多いのですが
動作実験をしたりプログラムを書込みしたりするのが大変なので
半田付けをしないで、簡単に取付け・取外しが出来る
パーツを作ってみることにしました。

左の基板は1.27ピッチの表面実装(SOP8)をDIPに変換する基盤
9個入りで100円とは・・ 安いです。

あと、連結用(両方丸ピンのICソケット)のICソケットを利用


ICソケット側は硬い黒ベーク板を利用
上からICを挟む側は多少柔らかいユニレート素材を利用
上記写真は既に加工済みです。
 


ICソケット&変換基板と、自作した部品を接着固定
(当然、半田付けもしてあります)


こんな感じに8PinのICがスッポリ入ります。

 


全てのパーツを合体
6角のネジを利用して上からICを挟んでいますが、
6角レンチを使用しなくても手で回せます。


こんな感じに、取外し可能なICソケット(ゼロプレッシャーICソケット)に
刺すことが簡単にできるようになりました。これは楽です。


ちょっと接触不良が気になったので
接点部分に多少予備半田をして症状改善

パソコンとのデータ通信も成功して、
これでコムリンク製作も一歩前進?です。

▼腕時計内部の基板製作▼

トランザムのドアをロック・解除等をするキーレスユニットは前回作った回路を流用するので、特に難しいことはないのですが
今回から追加された充電池とストップウォッチ付きの時計基板の関係で、充電を安定させる回路や、
コムリンク(腕時計)に元々あるスイッチ類のみで7パターン程度の操作をしたいので、制御用の回路を内蔵させる予定


秋月電子から届いたチップ系のパーツ
見ているだけでワクワクしますねぇ〜

 

 


小型押しボタンスイッチ類は、RSコンポーネンツから購入
部品一つでも注文出来るので助かりますね。


コムリンクに内蔵予定の充電電池はコレです。

ネットで調べたらリチウムコイン二次電池らしい
Panasonic VL2020 3V 50mA


2.5インチハードディスクから取り出したパーツの
余計な部分を切断した後のコイルです。
薄く、小さくなりました。

コムリンク裏側が半田付けの出来る基板になっているので
表面実装タイプのチップパーツを利用して回路を作ります。
実際のパーツを置いて配置を検討中

充電池は充電中なので100円玉で代替を・・
各チップ部品の配置を何度もピンセットで移動


位置が決定したのでパターンカットする場所を
Windowsのペイントソフトを利用して製作中〜

簡略化した配線を
油性マジックで適当に書いてあります。


適当に書いた線の部分を適当に加工中〜

適当な加工だけあって、適当な仕上がりです。

▼充電機側の塗装開始▼


元々の素材が綺麗な黒をしているので、
今回は黒の塗料を利用しないでクリアのみを塗装してみました。

2回目のクリア塗装、寒いので乾きが悪いです。

▼組立て▼

 

 

 


クリアーが乾いたので組立て開始です。
基板側は全て完成しているので両面テープを使って貼り付けするだけです。


アーム部分とスタンド部分をネジ止め


1番置くに配置する、ナイトフラッシャーのLEDと
基板を両面テープで固定
 

 
タイマー用の基板、スイッチング電源(5V)、整流基板の
3個を無理やり詰め込んで絶縁テープを貼り付け

▼ナイトライダーロゴ製作▼


Windows用のラベル製作ソフトで
ナイトライダーのロゴを作りました。
 

 


フォト用紙で印刷、
予備の予備の予備の予備・・・まで印刷して
切るのに何度も失敗しても安心な数です。


両面テープを使ってスタンドを用紙に貼り付け
 


静電気防止加工されたアクリルパネルも両面テープで固定

充電スタンドの真ん中にタクトスイッチ(橙色)を
ホットボンドで固定してあります。

スイッチを押すと・・、
ナイトフラッシャーが往復点灯して充電開始
1回押すと30分間の充電ができます(自動終了)
もう一度押すと、強制的にOFFにすることも可能
(当然ナイトフラッシャーも消灯します)

▼充電台だけ完成▼

実際にナイトライダーの劇中では、こんな感じのアイテムはありませんが・・・ コムリンクが簡単に充電出来る良いアイテムです。


右斜めから


正面から


左斜めから


裏側は凸凹した保護シートを貼ってあります。
アクリルパネル以外は全て両面テープで貼り付けしてあります

むか〜し作ったコムリンク1号機を試しに・・・
(1号機は充電機能を搭載していませんが)

後ろ側はシンプルです。
100V以外の配線は全て見えないように工夫

スタンドは出来上がったものの・・・ 1番重要なコムリンクの完成までは、まだまだ大変のよーです。

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