■ヒーターコア・液漏れ

トランザム助手席側の足元に数年前から、怪しい液体がポタポタを落ちているのを発見、
そのまま無視していたのですが、助手席側のフロアーマットが緑っぽく変色してきたので、分解をして原因を調べることに・・・

←助手席の足元あたりから、ポタポタと・・・

エアコンの周辺を分解するのは今回初めてでしたが、
ベタヘダしたスポンジが前から気になっていたので
他のパーツも交換する良いキッカケになりました。

エアコン周辺の分解もダッシュボードが完成していないので、
結構簡単に取外しが出来たものの
誰が見ても車検を数ヶ月前に通ったクルマとは思えない程の
分解状態(廃車状態)(部品取り用クルマ状態)です。

早めに組立てないと、絶対に忘れそうな感じです。

 

それにしても、当分、乗れないですね。


↑これが取外したヒーターコアです。

数時間で既にダラダラ漏れていました。 


ホース系なら良いなぁと思っていましたが
やはり原因はヒーターコア本体だったよーで、
ダンボールの上に数時間置いておくとこんな感じでした。


早速、パーツ交換・・ と言いたいのですが、
どうして漏れるのか原因(仕組み)を知りたかったので分解

ガスバーナーを使って半田を溶かして
どんな仕組みか見てみました。

思っていたより簡単な構造でした・・・

後から知ったのですが、ヒーターコアを修理してくれるお店があるよーで、何か壊して損した感じが・・・


↑知合いからタダで貰った部品
(会社のゴミ箱に捨ててあったよーです。)


ファン付き未使用新品で、交換パーツとしては最適っぽいです。
仕組みさえ解れば代替でも良いので、これを使ってみることに・・


このまま使える訳ではなくて
ホースの寸法と長さを合わせないと・・

真鍮部分を切断


こんな感じに切断完了!

今回はアルミソルダーと銀ロウを使用してみました。
近所のホームセンターで購入して7,000円程度でした。
(成功するのか解らないのに、この投資は高けーって感じです)

ナイトフラッシャーの枠作りでアルミロウ付け難易度5を
何とかクリア?しているので
今回の難易度3は大丈夫だろうと思っていましたが・・・


パイプを分離したら穴が開いたので
先ずは穴埋めを・・・

同じ素材を用意してロウ付けを・・
綺麗に穴埋め出来ました。(これは簡単)

 

今回、一番の難題、アルミと真鍮のロウ付けです。

この写真撮影後、何度もチャレンジしましたが
アルミと真鍮との温度差があって
素人が一発で成功する程、簡単な作業ではありませんでした。
アルミは溶けるし・・ 最悪でした。

結果「失敗」断念しました。 良い勉強になりました。

最終的には、いつもお世話になっている板金屋さんにヒーターコア(新品)を注文して届くのを待つことにしました。

在庫確認をしたら1個だけ在庫があるらしく、これが売れると本国からの取寄せとのことでした・・

一週間は待つかなぁ〜と思っていましたが

結構、早く届きました。(それに安かったし)
何だか今までの努力が無駄かもですね。

←新品のヒーターコア


狭いエンジンルームの作業は慣れいないので時間が掛かりました


拡大写真
エンジンルーム内のヒーターコアとホースの取付け部分
ここが更に狭くて狭くて・・・


空調部分のパーツがボロボロなので修復することに・・
スポンジがベタベタ状態で触ると凹みます。

タワシとカッターを使ってベタベタ部分と洗い流しました。

カーショップからカーステ等に付属している
スポンジ・マジックテープ等を大量に貰ったので
エアコンの開閉部分に利用することに・・・

他にも配線材や金具等もダンボール箱x4個程度ゲット
(私が貰わなければ捨てる予定だったらしい)


全ての作業が終わったのでパーツを1個づつ組立て中〜


全てのフタをネジ止めして完成!!
まだ、ダッシュボードを取付けしていないので
エアコンの動作チェックが出来ませんが・・・多分大丈夫でしょう〜

 これで、安心してナイト2000製作が再開できます。

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