■ポータブルテレビ(テレビ付きラジカセ)製作への道のり1

今まで、ソニーのホータブルテレビを使って改造をしていましたが、ビクターバージョンにて新たに製作開始します。


←これは、ナイトライダーで登場する本物の
テレビラジカセ風のK.I.T.T.です。

絶対に海外製品だと思い込んで
同等品は見つからないと
諦めていましたが・・・

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←これが今回ゲットした

Victor製 CX−600

詳しい仕様等は別ページにて紹介してます。

インターネットで検索しても詳しい紹介は見つからないようですが、
そんなに人気が無かったんでしょうかね?

▼購入日に即分解▼

分解した基板等の写真をご覧になりたい方はこちらへ

ソニー製と違ってコネクター式で基板取外しが
本当に簡単で外した部品も再利用出来そうです。

下側はこんな感じです。
突起物が無いので改造するのには嬉しいスペースです。


オークションや中古屋さんでゲットしました。
一応、予備の予備の予備の予備・・・・ も購入済み
(失敗しても、誰かにプレゼントしても大丈夫な在庫量)
↑今のところ差し上げる予定はありませんが・・

程度の良いモノからボロボロなモノまで、10台程度購入
(1番安くて100円〜高くて15,000円くらいでゲット)

本物と同等のラジカセが入手できたので、早速、内部の回路製作を開始します。


(↑これは、本物のテレビラジカセ風のK.I.T.T)
違うシーンでは音声に反応して波形?の表示をしています。
以前に作った偽コンピューターとも合体していました。

先ずは、ビデオ出力対応の「オシロスコープ」基板を製作します。
と、言っても「トランジスター技術 (2008/01号)」の
記事を参考にして作るので、そんなに大変な作業ではないと思われますが・・

ただ、所有しているPICライターが、
今回のオシロ用の「PIC24FJ32GA002」に未対応だったので、
オシロ製作の前に書込み用の部品を作りました。
(その製作記事は別途ページで・・・)

残念ながら、秋月電子では「PIC24FJ32GA002」が売っていなかったので
マルツパーツさんにてPICは購入しました。(PICkit2は秋月で購入済み)

 

▼TV出力タイプのオシロスコープの製作▼


PICに書込みができているのか、動作するのか心配だったので
簡易的な基板を作って動作実験してみました。

半田面はこんな感じです。
かなぁ〜り簡易的なので適当な製作です。


オーディオジェネレタで音声を入力して波形表示しています。
回路は成功したよーで、一安心です。
製作に必要なオペアンプを入手していないので
位置調整が出来ず画面下に波形表示していますが
PICへの書込みも成功して、期待していた波形も表示したので
オペアンプを購入して回路を完成させたいと思います。

←4:3比率のブラウン管モニターにて表示しています。


オペアンプが入手出来たので
新しい基板に部品を配置して半田付けしました。

裏側はこんな感じ(記事で紹介しているモノを簡略化しています)
最近は1/8Wタイプの抵抗を使っているので配置が楽になりました。

回路が完成したので基板の動作チェックを・・・ 
オシロスコープ表示以外は不要だったりしますが、元々のプログラムを変更していないので下記のよーな表示もします。


オシロスコープ表示


2次元グラフ表示

テストパターン表示


何かの表示

▼7インチワイド液晶パネル部分の製作▼

今回の製作の為に、パチンコに使用されていた中古液晶セットを6,000円程度で購入しました。
あと、ずっと前から使用していたサンバイザー型TVも偶然同じ液晶パネルを使用していたので、基板側が使えそーです。


これが、7インチの液晶パネル(裏側)
SHARP製のパネルを使っていました。

パチンコ用の液晶セットを購入した時に付属していた基板、
RGB入力が可能で冷陰極管用のインバータも2個あります。


これはサンバイザーの液晶TVで使用していた基板、
アナログTVチューナー搭載でビデオ入力にも対応しています。

動作実験中に、どーしても液晶に映像が映らないので
原因を究明していくと・・・
液晶パネル側のフラットケーブルが抜けてました。
何だかねぇ〜って感じでした。


無事、テストパターンが映って、2枚の基板の性能をチェック中〜
TVチューナータイプの基板が映りが良いよーなので、採用することに・・。

オシロスコープ表示の為に、グリーンディスプレイに変更します。
RGB処理している部分を探してチップ抵抗を取外ししました。


期待通りのグリーンディスプレイのオシロスコープ表示ができました。

アスキーコードの英数字表示もグリーンに・・・

グリーンディスプレイでの表示もOKだったので、次にボイスディスプレイ表示部分を製作します。


(↑これは、シーズン4で登場した本物のテレビラジカセ風のK.I.T.T)
シーズン2・3で登場した時より、LEDボイスレベルが1個増えてます。

今回は全てのシーズン仕様に対応できるように、
ボイスレベルメーターは2個作ります。

上部のボイスレベルメーターは
シーズン2・3バージョンでは不要なので、
取り外しできたり点灯回路を一部切替えるように
動作系も工夫したいと思います。

▼ボイスレベル基板製作▼


ボイスレベル部分の基板は、ずっと前に製作済み

余計な部分をカットして基板を小さくしました。


丸ピンタイプのICソケットを半田付け


2個作る予定が無かったので
あと、もう1個はユニバーサル基板で製作

22本の配線はコネクタ式にしてLED表示側は完成
上記の基板は、シーズン4用の部品として使用します


テレビラジカセ本体に内蔵する基板はユニバーサル基板で・・
細い配線材で地道に半田付けをしました。(写真は作業途中)


外部ボイスレベル用に延長ケーブルを製作

DVDで確認したら赤いラインのケーブルっぽかったので
HDDに使用されていたケーブルを切って使ってみました。

外部と内部用のボイスレベル表示に信号を送る為、分岐ケーブルを製作します。


両面テープの貼ってある板に
20芯のフラットケーブル2組を
交互に配置して特殊ケーブル製作

40Pのフラットケーブル用ICソケット(オス)を
利用して先ほど作ったケーブルを圧着
思った以上に綺麗なモノが出来ました。

出来上がったフラットケーブルを制御基板に半田付け。
LED表示制御基板は、黙々と製作した為に、
製作中の写真がありませが・・・、満足できる出来上がりです。


このLED表示制御基板に音声を入力するだけで
60個のLEDが綺麗に点灯する予定〜

基板の裏側はこんな感じです。
フラットケーブルの圧着に苦労したことで配線が楽になりました。

後日、続きの製作をします。

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