◆ ダッシュボード製作への道のり 7◆

3Dアナライザーが何とか完成しそうなので、3Dアナライザー固定用金具を作る前に
10型ブラウン管を固定するネジ穴とモニター枠部分の製作を先に製作することに・・・

←今回使用した部品はこれ

5mmのネジ穴が既に加工されているパーツを
FRPでガチガチに固める予定〜

写真は位置がズレないように
パテで仮止めしてあります。


枠を作ってFRPが、はみ出ないように
しながら、適当にFRPを流し込み中

4箇所を同じ作業で製作中

寒くて全然固まらないので
暖房を使って強制的に固めてみました。

この作業は深夜の2時過ぎで
超寒過ぎって感じぃ〜


朝方にやっと固まって余計な部分を
研磨してみました。

下側の取付け金具部は、まだ未研磨です。


角の部分を研磨して完成した金具部

ネジ位置ピッタリでした。


早速ブラウン管を用意して最終位置決め

仮のネジで必要な長さを検討中〜
持っているネジで良いモノが無かったので
後日、6角ネジタイプを買ってくる予定です。

ブラウン管は結構重いのですが、今回の加工は予想以上に丈夫で4点だけのネジ固定で全く問題なさそうです。

ブラウン管の枠部分は、まだ取付けしていませんが
やっぱり大きいサイズのモニターは良いですねぇ〜
早く、映像を映してみたいです。

▼モニター基板取付部分加工▼

 

 

 


ダッシュボード裏側
マスキングをしてTVモニターの基板を
取付ける部分を検討中


結構、大きいTVモニター基板
突起物が多いのでダッシュボードに収めるのは
大変そーです。


エアコンダクトやブラウン管を仮取付けして
基板を固定する部分の最終微調整
 

 


不要なパーツや突起物部分を取外し
(100V用コードも使用しないので外しています)

モニター用の基板を固定する為の「棒」を
FRPを使って作ってみました。
木枠にガラス繊維と樹脂を流し込んで固めてみましたが
結構良い「棒」が出来ました。

出来上がった棒を
フライス盤を利用して溝加工中〜
この凹み部分に基板が入る予定


溝加工後にFRPと接着剤を使って
ダッシュボード裏側部分に固定

試しに基板を挿してみました。


モニター基板の中心部はネジ止めで固定しないと
基板がグラグラするので
基板固定用パーツを使ってみました。

基板固定用パーツには、
元々、両面テープが付いているのですが
耐久性を考えて接着剤とFRPで固めてみました。

 

 


基板の逆側は取外し可能なパーツを利用


こんな感じにダッシュボードと基板を取付け

ブラウン管の後側の基板も取付けて
邪魔にならないかをチェックして
基板取付け加工は完了!!

後日、動作チェックと
画面サイズを10インチ→9インチに変更してあるので、
実際の映像も縮小する調整をする予定〜

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■現金自動支払装置の製作■
AUTO CURRENCY DISPENSER

当初、3Dアナライザーを固定する金具の関係で現実的に現金支払装置をダッシュボードに搭載するのは
不可能だったのですが、3Dアナライザーの前後移動する部分を改良した結果、何とかスペースが確保出来たので作ることに・・

 

←これが今回作る「現金自動支払装置」です
モニターの下部分(3Dアナライザーの上)に装置があります。
(写真は本物のナイトライダーからキャプャしました)


ドル札が出てきても使い道がないので
千円札が出るように変更することに・・・

▼早速製作開始▼


素材を探していたら、デジパネの基板を
作る時に露光失敗した基板があったので
再利用することに・・
 


スイッチ板の失敗作も利用しました。
(写真は既に切断加工済み)


お金がスムーズに移動するように
千円札の横幅とピッタリの枠作りをしました。
 


接着剤と半田を利用して各パーツを固定
各パーツが基板だったお陰で
半田付けが出来るので結構助かりました。

こんな感じにピッタリサイズです。
旧札と新札両方問題なさそーです。

ピン札の千円が身近に無かったので
銀行まで行って10枚程度両替してきました。

 


お札をスライドさせる部分の加工中


捨てるプリンターから取外したパーツを利用

合体すると、こんな感じになります


裏側はこんな感じに回転パーツ用に
溝を作ってあります。
(ちなみに回路パターンは後で消します)

 

 


千円札が1枚づつ出てくるように
斜めにプラ板を固定して枚数制御を・・


モーター駆動部が出来上がってないので
手動にてお札をスライド実験・・・

上から下へ綺麗にスライドしました。
試しに十枚程度を重ねて入れてみましたが
問題無く1枚づつ出てきました。

ダッシュボードと形を合わせる為に切断、
これで、お札が取出し易くなります。
 

電動糸ノコを購入したので
加工も楽になりました。

今回、駆動系に使うパーツは
壊れたCDチェンジャーからゲットした
モーターとギアです

モーターの取付け位置の関係で
ウォームギアを使ってみました。


各パーツを加工中〜

回転軸をサポートする
軸受けも製作完了

 

 


出来上がったパーツを合体させて
駆動部分が一応完成しました。


裏側はこんな感じです。
基板のパターンも削って綺麗になってます。

早速、動作実験・・・   モーターを回転させて、
1枚づつ希望する速度で出てくるか実験してみました。

まだ、センサーを取付けてないので
連続でお札がスライドしてきてしまいますが
動作的には問題ありませんでした。

思ったよりモーター音(ギア音)がウルサイのは予定外でした。
お札は14枚が限度のよーです。

後日、センサー部分の製作をします。

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