◆スイッチ板への道のり3◆

数ヶ月前にスイッチ板の基板は出来上がっているのですが、どーしてもLEDの間隔に不満があり作り直すことに・・・
元々、某社のFRPダッシュボードと寸法を合わせる為に、妥協してしまったのが間違いでした。


これは本物のスイッチ板


↑ずっと前に作ったモノはこんな感じ

FRP素材の関係でLEDの間隔が
本物に比べてかなぁ〜り狭いです。
(赤い線の部分参照)

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▼早速作り直し▼

前回と同じ回路で作っても面白くないので
今回はセンタースイッチを押すと右側のLEDが数秒間だけ点灯を維持する回路に変更しました。
(前回のタイプはスイッチを押している間のみ右側のLEDが点灯する回路でした)

この回路変更をすることで、ターボブースト等の点灯も本物と同等になります。

▼回路・パターン設計▼

今回の回路はとても簡単だったので回路製作とパソコンでのパターン設計は 1日で作れました。

←パソコンでパターン設計中〜
今回はスイッチ板にはICを搭載させて
更なる点灯時の動作への
コダワリをしてみました。

その為、前回より基板が
大きくなっています。

▼基板製作▼

プリンターでパータン図をプリントアウト中〜

今回もサンハヤト製の
「インクジェットフィルム」を使用して印刷

インク詰まりが多く2回も印刷しましたが・・

露光BOXで感光基板を露光

それにしても、露光BOXを作ったことで
夜でも曇りでも時間・天気に左右されず、
失敗が無くなり、とても便利です。
それに露光時間3分だし・・・

エッチング後の基板

洗浄前の写真なので凄く汚いですが・・

洗浄後の基板

プリンターの調子が悪かったので
隅の部分の多少出来が悪いですが
実用的には問題ないので、
このまま製作を続けることに・・・


基板切断中

切断後の基板
多少、角を研磨して完成

ドリルで穴あけ

この作業が思った以上に時間を費やしました。
この小さい基板で1000個以上の穴がありますので・・・

 
何とか穴あけが終わって
半田面を研磨とPラックス


部品実装面はこんな感じ

穴を開けた半分程度がジャンパー用なので
専用工具でジャンパー線製作を・・・

これも地道な作業でした。


半田付け開始
先ずはジャンパー線から半田付けを・・


試しにLEDを装着
こんな感じのLED間隔が本当の理想でした。

▼半田付け▼

一気に半田付けをしてしまったので途中の写真がありませんが・・・4時間程度でここまで出来ました。


押しボタンスイッチも取付け完了
実験の為に電源ケーブルも配線


基板サイズに制限があるので
今回もジャンパー線が飛び交ってます。

▼点灯チェック▼

電源BOXが完成していなので、安定化電源を2個使って点灯させています。

右側のLEDはスイッチを押すと数秒点灯しているタイプと、
スイッチを押す度に点灯・消灯を交互に繰返すタイプの2種類が後から選択可能になっています。


昼間の明るい点灯時


夜間の暗い点灯モード時


押したボタンのみ数秒点灯


左側用スイッチ板


右側用スイッチ板
右側用と左側用とは多少回路が違います

▼基板完成▼

何とか納得のできるLED配置(間隔)で完成しました。

右側用のスイッチ板は色付きLEDを使用
未点灯時でも色の判断が出来るタイプです。
違うLED使ったのにはワケがありますので・・・
(別に貧乏だから買えなかったワケではありません)

後日、文字製作の続きをする予定

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