◆ デジタルパネル製作への道のり 8

■回転計製作2■

「デジタルパネル製作への道のり6」からの作業の続きです。

回転計パネルは回路を考えるのに結構時間が掛かってしまいましたが、何とか半田付けまで辿り着きました。

▼半田付け開始▼

33LEDバー部のLEDを固定する為に
8ピンICソケットを「L型」に切断

この時もPCBカッターが大活躍!

切断後、ヤスリで長さを調整しながら
基板に並べ中〜

今回はLEDの間隔が
ICソケットの間隔と微妙に違うので
こんな面倒な作業になっています。

全てが並べ終わって
ICソケットとICソケットの隙間を接着剤で
完全固定をしました。


他のパーツやICソケットも半田付け
LEDの高さ調整も必要なので慎重に作業を進めています。

裏側はこんな感じです。ずっと前に作った
デジタル回転計・数字部も試しに装着


33LEDバーの回路部分
これでトランザムからの信号を変換しています。
 


33個のLEDをドライブさせるICはパターン配線の
関係上、基板表面に部品実装が
困難だったので半田面にICを装着。

▼動作実験▼

全てが完成しているワケではありませんが、33LEDバー部だけ完成したのでパルス信号を入力して動作チェックを・・・、


パルスを入力すると・・・


更にレベルを上げると・・、


最大時はこんな感じになります。

綺麗にレベル表示して動作は問題ありませんでした。
多少、各LEDの明るさにバラつきがあるので後日微調整をすることに・・・、

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▼温度センサー▼

回転計部に必要な温度センサーも
回転計基板と一緒に製作しました。
←この基板でボンネット内の温度や
外気温度などを計測してくれます。
(基板から出ている黒い物体が温度センサー部です)

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▼各パーツの調整▼


実際のこのメーターだけがアップで撮影されたシーンを
未だに見たことが無いですが・・・

作業部屋でパルス発生器を使って最終調整をすることにしたのですが・・・
回転計33LEDバーの下に書いてある数字が不明だったりします(写真の○部分)
デジタル数字から判断すると「19」って表示しているので
多分、2000/4000/9000が正解だと思うのですが・・・
それにしても数字の「19」って190rpm?それとも1900rpm??

デジタル数字部と33LEDバー部を同時に動かして回転数表示の調整


9000rpm時のメーター部(LEDバー最大)

普通トランザムではこれ以上の回転数は
不要だと思われる4000rpm


トランザムのアイドリング時はこんな感じ

実際にトランザムで通常走行したとすると、LEDバーレベル変化が少なく寂しいので
1/3程度感度を変えてみました(あくまで実験段階ですが9000rpmは絶対に実車では出せない数値ですし・・・)
ちなみに、トランザムは「アイドリング時600rpm」「通常走行1000〜1500rpm」「高速時1000〜2000rpm」程度です。


3000rpmが最大表示のほうが
実用的な表示なのかも??


2000rpm時はこんな感じ

トランザムのアイドリング時はこんな感じ

実車と同じ表示も捨て難いので2段階の切替スイッチ式で表示レベル幅を変化させることに決定

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▼実際にトランザムに装着して動作実験▼


クルマの中は実験用配線でグチャグチャ


トランザムに実験用スタンドを設置してデジタルメーターを固定中

 後日、走行実験をする予定〜

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