◆ デジタルパネル製作への道のり 10

電源・制御BOX製作の前に・・■

電源回路を作る前にLEDの明るさバランスと消費電力を最小限に抑えるための最終微調整、
「昼間・夜間」の輝度調整など後からだと更に面倒になる部分を実験研究してみました。
(クルマの場合、限られた電力で駆動させないと駄目ですからねぇ〜)

今回、実験に利用した電源は全部で9台
DC/DCコンバータなど効率の良いパーツを
探しながらの結構面倒な実験でした。

作業場は安定化電源だらけで凄いことになってます。

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電源製作の関係で入力電圧を変更した為
デジハネ基板から変更になった抵抗を交換

「昼間」「夜間」の輝度調整は完成、車外の明るさに応じての3段階の可変型です。
LEDパーツの生産ロットによってLEDの明るさにバラツキがあるので似たような明るさ同士を使用する予定〜

昼間モード

これがLED最大の明るさ

← 夜間モード

走行距離計のLEDは未調整

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■電源BOX製作■

やっと電源BOX製作に取掛かれるよーになりました。この製作までの道のりは長かった・・・、
この基板が完成すると車内で全てのデジパネを点灯させることが出来ます。

▼早速、回路設計を・・・▼

この設計段階が一番時間が掛かりました
(2〜3週間、何度も書き直しをして何とか完成)

シンプル?な回路に見えますが
数パターンのデジパネ点灯を実現しています。

回路図を元にパターン設計を・・・
(これは2〜3日で完成)

今回はシールドに気をつけて設計してみました。
何を作るにも奥が深くて難しいですねぇ〜

試しにパーツを実装・・・、
実際の基板にパーツを取付けた時のパーツ間隔や高さを確認。
電源用の放熱板を沢山使用しているので簡単な回路のワリには大きな基板です。


今回はピン数の多いICにもチャレンジしてみました


こんな感じにリレーを使用しています。

パターン図の修正も終わったので
スペースハリアー風フォントを使用してパターン図に
「自作の証」のMGSロゴを入れて完成

▼基板製作▼

透明フィルム(OHPシート)を使ってパターン図を印刷して
露光BOXを使って感光しました。

写真は既に現像液で現像した後です。


エッチング液で余計な部分を溶かし中〜

溶けた後のエッチング液は真っ黒です

綺麗に洗浄した後の基板

この時点で未完成パターンを発見
まぁ今更遅いのでジャンパー線で何とかすることに・・・

ドリルで穴あけ中〜

今回はパーツのピン幅に統一性が無くて
6種類の超硬ドリル刃を使用


全ての穴あけも終わって、ICソケットから半田付


↑半田面(一部)
今回はカーステ系の電源も制御しているので
パターン幅が結構あります。

 

全ての部品も終わって動作チェック

ただ残念ながら一発では動作しなかったです。
多少パターンの間違いとICの動作が不安定のよーです。

後日、修正をする予定〜

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