◆ デジタルパネル製作への道のり 6

■デジタル回転計■

これが最後のデジタルパネル製作「回転計部」です。
温度計・油圧計などのトランザムとして必要な計器も、このパネルで表示させます。

 ←今回作るデジパネ部はコレです

曲線のLED配置が結構大変そーですし
計器の表示精度を上げるのが難しいかも・・・

(写真は本物からキャプチャしたモノです)

 ▼早速、製作開始▼

 スピード計と一緒に下側の基板だけ製作していたので、先に作ることに・・・
ただ、他の部分は回路設計を全くしていなので、スピード計が完成したら続きを製作する予定


既に穴あけ済み(表側)


「Pラックス」スプレー済み(裏側)

これがスピード計と一緒に製作した
回転計の下側基板です。

今回も1枚では収まらないので2枚する予定

ちなみに、この基板だけで
デジタル数字表示が可能になります

高さ調整用のICソケットを切断


40PINのソケットを大量に購入

切断したい部分のピンを外す

ニッパーで適当に切断


ヤスリで角を綺麗にして完成
丁度このサイズがLEDにピッタリ

先ほど作ったソケットも
利用しながらICソケットを半田付け

本当だと抵抗などの低いパーツから
半田付けするのが普通なのですが・・・

殆どのパーツを半田付け完了
(あと2個だけパーツが入手できていない)

基本的な回路がスピード計に似ているので
半田付けは結構早く出来上がりました。


ICも装着

裏側は、まだジャンパ線が手付かず状態


LEDを試しに装着

横から見るとこんな感じ


注文していたパーツが届いて回路完成!!

裏側もラッピング線で配線完了!!

回転計(数字部)のみの完成ですが
電源を入れて動作チェック!

「00」と表示をして完璧です

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▼33個LEDバー製作▼

←今回はこの部分の製作を・・・
(写真はビデオからキャプチャーした本物です)
「緑」「黄」「赤」が各11個づつあると思われます。
(実際には赤色は10個しか見えませんが・・・)

今回のLEDバーは、今までの作ったモノと違ってLEDの数が多いので、本当に綺麗にレベル表示するか心配だったので
回路図が完成した後、実験ボードを利用して動作実験をしてみました。


こんな感じに出来上がった実験回路
(実験中なのでLEDは適当なモノを使っています)

信号を入力して33個のLEDを点灯中〜
何も問題無く1回で成功!(結構順調に出来上がりました)

 

実験が成功したので、
早速、パターン設計を・・・

回転計の回路図は全てが
完成しているワケではないのですが
出来上がっている部分だけ先に作り始めました。

←パソコンでパターン設計をしている写真です
まだ、製作途中なので大雑把な配線です。

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▼燃料・油圧・油温・排気温度・回路設計▼

←今回は計器部の製作
燃料計や油圧計などの走行時に結構重要な部分、
正確な表示が出来るようにしたいですねぇ〜

燃料計などの回路を実際に動作実験をしたのですが、
思った通りの動作をしてくれなくて残念な結果に・・・
修正しても無駄っぽかったので、もう一度回路を考えてみました。

2〜3週間費やし実験を繰返して何とか動作するようになりましたが、
こんなにこの部分が苦労するとは思わなかったです。


苦労した結果の計器回路図

33個LEDバー部も完成済

パソコンでパターン図製作中〜
回転計は結構基板スペースに余裕があるので、
予想以上に設計が楽でした。

ただ、動作実験をしていない部分もあるので
本当にこの回路で動くか心配ですが・・・
まぁ、先のことは考えるとキリがないので
作ってみることにしました。

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▼やっと基板製作開始▼

この工程まで辿り着くのには
結構時間が掛かりました

プリンターでパータン図をプリントアウト中〜

今回もサンハヤト製の
「インクジェットフィルム」を使用して印刷

印刷後、ずーっと前に作った露光BOXを
利用してポジ感光基板を露光、

ケミカルランプを3本から4本に増やして
ランプの間隔を狭くしたので露光時間が
半分以下に短縮できるよーになりました。

露光後、現像→エッチング
(作業が忙しく写真がありません)


露光BOXを改善したとこで
全くムラの無い基板が出来ました


先日購入したPCBカッターを利用して基板を切断


いつもながら大量の穴あけ作業です

 


小さい基板は温度センサー用です
ドリルで穴あけ中〜


フライス盤でデジタル数字部分を穴あけ

やっぱり簡単に綺麗な加工ができます


全ての穴あけ加工が終わりましたが・・・
この基板で本当に動作するのかぁ??

センサー用の基板は予備も含めて4個作りました


半田面は研磨後、Pラックスで酸化防止をしました

後日、半田付けを開始します。

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